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バレーボールPRESSBACK NUMBER
ブレない石川祐希「あくまでアジア選手権がピーク」人生すべてをバレーボールに捧げる男が見据える壮大なミッション「…ま、他にやることないし(笑)」
text by

米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph byJVA/AFLO SPORT
posted2026/08/05 11:15
日本代表活動とクラブシーズンの両立を13年も続ける石川祐希。30歳になった今も、向上心は尽きることがない
「人によっては、(代表では)やり尽くしたとか、疲れたとか、休みたいというのもあると思います。もちろんそういう思いもありますけど、でも僕は一時休めればいいかなという感じなので、オフがあれば全然。長期間休みたいとはあまり考えないですね。ま、他にやることないし、実際(笑)。そこは家族の状況によっても変わるので、人それぞれかなと思いますね」
「やることないし」はなかなか衝撃的だが、もちろん石川が代表で活躍することや、日本代表が勝つことによってもたらしてきた変化も、石川自身感じている。
「日本での、バレーボールに対する注目度や、バレー熱が高くなっているのは感じます。ここ数年でバレーに対する見方が結構変わってきたなと。それはもちろん結果が出ているからだと思う」
石川祐希が見据える次のミッション
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ただ、「そこをある程度クリアしてくると、それだけではいけない、それプラス何をするか、というのも考えながらやらなきゃいけないのかなと思ったりします」と次のミッションを見据えている。
それは、世界的に、スポーツにおけるバレーボールの価値を上げることだという。
「そこは、バレーボールをやっているだけじゃあ高まらない。僕がずっと競技者として頑張って結果を出しても、それはバレーの価値を上げることには、きっとならないんだろうなと、ここ数年やっていて思います。例えば僕がオリンピックでメダルを獲っても、それだけじゃあ、日本国内でのバレーの注目度は上がっても、世界的に見たバレーボール自体の価値は変わらない。
ここ数年、世界の中の日本チームの価値は上がっているかもしれないですけど、スポーツとしてのバレーの価値はそんなに変わっていないんじゃないかと思うので、そこは今までと同じじゃダメなのかなと。競技とは別の活動もすることで、価値が高められるのかなという気がします。まずは子供たちに、夢を持ってもらうとか、『バレー選手カッコいいよね』というところからバレーを始めるきっかけになれば、というふうには思っていますけど」

