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「脇役なんていない」男子バレー“最短ロス五輪切符”の舞台ウラ…富田将馬、大塚達宣ら“最強のリザーブ”が明かした「勝つために何でもやる」と決めた日
posted2026/09/14 17:40
ロス五輪出場権を獲得したバレーボール男子日本代表。富田将馬(中央)らリザーブメンバーの存在も光った
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田中夕子Yuko Tanaka
photograph by
JVA/AFLO SPORT
アジア選手権を制し、2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得したバレーボール男子日本代表。開催国枠を除き、五輪開催前年を待たずに出場権を得たのは54年ぶりの出来事となった。56年ぶりの五輪メダルに向けて、約2年の準備期間を手にした日本代表の強さの秘密とは。
勝てば五輪出場が決まる、アジア選手権決勝。
プレッシャーがかかる試合ではあるが、前日の韓国戦で主将の石川祐希が復調した。きっと、この試合でも最高のパフォーマンスを見せるはずだと誰もが期待した。
ところが、試合開始早々に石川の攻撃がイランの高いブロックにつかまる。しかも一度で終わらず、二度、三度も。
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大丈夫か。
これまで何度も大きな重圧をはねのけてきた絶対的エースとはいえ、少なからぬ不安もよぎった。
しかし終わってみれば、そんな心配は杞憂だった。
この大会では途中出場がメインだったアウトサイドヒッターの大塚達宣の言葉が、今のバレーボール男子日本代表のすべてを表していた。
「途中から入っても計算できる選手がこんなに揃っているチームって、そんなにないんじゃないかと思うんです」
石川が決められなくても、コートには高橋藍や西田有志がいる。さらにベンチへ目を向ければ大塚や富田将馬、宮浦健人、山内晶大といった実力者たちが「いつでも行ける」と顔を揃える。
東京、パリに続く三度目の五輪出場を目指すミドルブロッカーの小野寺太志は好循環の理由をこう説く。
「特に今大会はみんながのびのびとプレーしている。プレッシャーはありますけど、それぞれが自分の持ち味を発揮しようとしている。みんなが自信を持てているのかな、と思います」

