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「サッカーが野球の人気を上回った」説も…なぜ今、アメリカで野球人気が復活した? 「大谷翔平」「試合時間の大幅短縮」だけじゃない“ある理由”  

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水次祥子

水次祥子Shoko Mizutsugi

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photograph byKiichi Matsumoto

posted2026/07/19 11:01

「サッカーが野球の人気を上回った」説も…なぜ今、アメリカで野球人気が復活した? 「大谷翔平」「試合時間の大幅短縮」だけじゃない“ある理由” <Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

なぜ今、アメリカで野球人気が高まっているのか?(写真はドジャースタジアム)

 そうした背景がある中で、大谷の投打の華々しい活躍が大きな注目を集めた。

オオタニ伝説“真っ只中”の今

 2023年のWBC決勝での大谷とマイク・トラウトの優勝をかけた対決があった。クローザーとして登板した大谷が、決勝の9回2死で当時エンゼルスで同僚だったトラウトと対峙し、フルカウントからの6球目、外角へ鋭く逃げるスイーパーを振らせて三振を奪い、3対2で侍ジャパンを優勝に導いたその瞬間は、野球史に残る名勝負だと賞賛を浴びた。

 そのシーズンの大谷は、打者としては44本塁打を放って本塁打王に輝き、投手としてはシーズン終盤に肘を痛めて23試合の登板に留まったものの、2年連続の2ケタ勝利を挙げ、満票で2年ぶり2度目のMVPに輝いた。そしてドジャースに移籍し打者に専念した2024年には、前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成して本塁打と打点の2冠王。2025年には自己最多の55本塁打を放って二刀流としても復帰し、史上初めて50本塁打、20盗塁を2シーズン達成した選手となって3年連続4度目の満票MVPを獲得した。

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 数々の名場面を生み出し記録を作ってきた大谷は今季、オールスターのファン投票で全選手中最多となる334万1257票を獲得した。6年連続6度目のオールスター選出だが、トップ票獲得は初。今がまさに大谷伝説のクライマックス、といったムードが球界を埋め尽くしている。

【次ページ】 人気の完全復活へ…五輪どうなる?

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