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英会話教室の先生→ロッテ通訳に転職「ネット検索で叶えた夢」ヒーローインタビューで脚光の25歳…仙台駅で「これ飲んで忘れよう」新外国人ロングとの絆
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梶原紀章(千葉ロッテ広報)Noriaki Kajiwara
photograph byChiba Lotte Marines
posted2026/07/17 11:09
ロングと仲睦まじく会話する村田通訳(右)
誠心誠意、業務と向き合う、そんな姿勢をロングもいつも見ていた。認めてくれた。だからこそ来日初勝利という最初の檜舞台で大勢の観客が見守る前で自分のパートナーを紹介し拍手を求めた。しかも場所は村田通訳の地元・福岡。幼稚園から大学進学のために上京するまで過ごした場所だった。両親はロングのタオルを手に、テレビで応援してくれていた。
村田通訳が振り返る。
「これまでファンとしていろいろなヒーローインタビューを見てきましたが、通訳を紹介してくれたのは見たことがなかった。本当にありがたかったです」
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忘れることのないシーンとなった。
「子どもたちのなかにマリーンズファンが…」
英会話教室を退職する際、最後の授業では子どもたちに自分が夢に向かって進むため、先生をやめる、と伝えた。
「子どもたちのなかに1人、マリーンズファンの子がいた。その後、連絡はとっていませんが、その子がもし、ボクのことを覚えてくれていたら、嬉しいなあと思います」
勇気を振り絞って新たな道に進み、今、プロ野球の世界で充実の毎日を送っている。そんな日々を「めちゃくちゃ楽しい。今、こうやってプロのグラウンドやベンチにいるのは信じられない」と言う。
ゲームが原作のアニメ「アイドルマスター」が大好き。カラオケの十八番はサザンオールスターズの「蛍」だ。普通の青年が英会話教師からプロ野球の世界に転身し、助っ人選手と共にお立ち台に立った。スタンドから拍手を受けるその姿は嬉しそうでもあり、恥ずかしそうでもあった。人にはいろいろな未来が待っている。きっと当時、教えていた子どもたちも、そんな先生の姿を見てくれているはずだ。

