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英会話教室の先生→ロッテ通訳に転職「ネット検索で叶えた夢」ヒーローインタビューで脚光の25歳…仙台駅で「これ飲んで忘れよう」新外国人ロングとの絆 

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梶原紀章(千葉ロッテ広報)

梶原紀章(千葉ロッテ広報)Noriaki Kajiwara

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photograph byChiba Lotte Marines

posted2026/07/17 11:09

英会話教室の先生→ロッテ通訳に転職「ネット検索で叶えた夢」ヒーローインタビューで脚光の25歳…仙台駅で「これ飲んで忘れよう」新外国人ロングとの絆<Number Web> photograph by Chiba Lotte Marines

ロングと仲睦まじく会話する村田通訳(右)

忘れられない「仙台駅での出来事」

 担当となったのは新外国人左腕、ロングの通訳業務。今年1月に羽田空港国際線ターミナルで、まだ見ぬパートナーの登場を緊張の面持ちで待った。出会って最初の印象についてロングは「とてもナチュラルな英語。カリフォルニアっぽい英語だった。だから最初はカリフォルニアに住んでいたのかなあと思ったくらいだった」と笑う。

 村田通訳は「メジャーでバリバリに投げていた方。雲の上の人ですごく緊張した」と言う。ややぎこちなかったが徐々にジョークを言ってくれるようになり、信頼関係を築いていった。遠征先では食事を共にすることも多い。最初は一緒に日本の焼肉を食べにいった。少しずつ様々なものにチャレンジした。

 福岡遠征では「美味しい焼き鳥が食べたい」とリクエストを受け、地元に根付いた焼き鳥店にも行った。「美味しいと言ってくれた。でも焼き鳥を食べにいったのに、一番、ハマっていたのは、ごまカンパチだった」と笑う。

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 辛い時も一緒にいる。仙台で行われた5月24日のイーグルス戦。先発したロングは1回を投げて8失点でKOされ、負け投手となった。チームの連勝は3でストップ。デーゲームを終え一緒に東北新幹線で帰京した。帰りのプラットホーム。2人で、仙台名物のずんだシェークを買って、飲んだ。

「これを飲んで悪かったことは忘れよう。切り替えていこう」

 落ち込んでいたロングが少しだけ笑ってくれた。忘れられない思い出だ。

「本当にありがたかった」感激の瞬間

 英会話教師を務めた経験はプロ野球の通訳となった今も生きている。

「人に寄り添う気持ちを学んだ。小学生は繊細で純粋。いろいろな性格の子がいる中で、その人の目線になって、その人と真剣に向き合う重要性を知った。それは今もとても生きている」

【次ページ】 「子どもたちのなかにマリーンズファンが…」

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