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森保一監督「やり切った」発言の真意…「ここで終わってもいいと思う気持ちで…」“異例1年契約で続投打診”報道、4年前の「続けたい」即答と何が違うのか

posted2026/07/07 18:05

 
森保一監督「やり切った」発言の真意…「ここで終わってもいいと思う気持ちで…」“異例1年契約で続投打診”報道、4年前の「続けたい」即答と何が違うのか<Number Web> photograph by JIJI PRESS

7月2日、帰国直後に記者会見する森保一監督。今回は山本昌邦技術委員長、宮本恒靖会長と3名で出席した

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「JFAが異例の1年契約での続投を打診」と報道され、去就が注目される森保一監督(57歳)。4年前、帰国直後「続けたい」発言と今回の大きな違いとは? 知られざる8年間の働きぶりとともに、森保監督の本音を読み解く。【全2回の前編/後編も公開中】

――今後も代表監督続けてくれと言われたら、引き受けますか?

「はい、続けたいと思います。けど今は正式な話は頂いていないので(笑)。監督業はもう少し続けたいと思います」

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 4年前、2022年12月7日。カタールW杯を終え、帰国した当日の夜に出演した「報道ステーション」での森保一監督のやり取りである。

 あのときの森保監督は、去就について問われると、はっきり「続けたい」と口にした。

会長「勝ち切れなかったのも事実」

 では、今回はどうか。7月2日、帰国したばかりの森保監督の会見は異例の空気を帯びていた。直前に、複数のメディアが「JFAが森保監督に1年契約での続投を打診」と報じていたからだ。

 もうひとつ異例だったのは、記者の構成だ。現地でブラジル戦を取材した記者たちがタイミング的に2名ほどしか出席できなかったからだ。通常の監督会見は通信社や新聞社がリードするのだが、この日、最初の質問はニッポン放送、次にフリー記者が続き、3番手は韓国メディアとイレギュラーな流れが続いた。

 緊張感の漂う会場で、「森保監督は続投するのか?」という質問はなかなか出なかった。

 そんななか、4人目に当たったNHKの記者が宮本恒靖会長に切り込む。JFAとして森保監督への評価、そして来年のアジアカップや次のW杯への監督人事の方針を尋ねた。

 この質問の途中、森保監督の表情にはわずかに笑みが浮かび、感情が揺らいだように見えた。宮本会長はこう答えた。

「監督を決める手順というのは決まっています。強化部会、技術委員会で、(今大会の)振り返り、総括をした中で評価をする。そしてそのあと、会長と技術委員長と会長の定める者の会議で(候補を)決めたのちに、理事会で決議される。この手順があります。

 なのでその手順を踏まない中で、仮定の話については今日はできないかなと思っています。今大会の戦いぶりに関しては、日本の力をしっかりと発揮してくれてるところはあったと思っています。

 ただ、勝ちきれなかったのも事実ですし、そういった意味では、育成であったり、強化であったり、人材の発掘であったりというものをやっていかなければいけないというふうに思います」

「続けたい」も「辞める」も明言せず

 続いて別の記者から、森保監督本人にも去就について質問が飛ぶ。

【次ページ】 最初の「やり切った」発言

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