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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「まだ24時間あるだろ…」徹夜で仕事した森保一「他クラブでは“ぬるさ”を感じた」関係者が証言…「24時間戦う気持ち」80人以上をチェックする森保監督の毎日
posted2026/07/07 18:06
北中米W杯最終予選インドネシア戦(ジャカルタ)。大雨が降るなか、テクニカルエリアで戦況を見つめる森保監督
text by

木崎伸也Shinya Kizaki
photograph by
AFLO
◆◆◆
<森保監督は週末にJリーグを現地で視察し、空いた時間にヨーロッパでプレーする選手たちの試合をチェックするという生活を2018年から続けてきた。週明けは朝から夜までぶっ通しで映像を見ることも少なくない。>
チーム内に高い基準をつくり、みんなの意識を高める――。戦術や戦略に加えて、監督の最も大事な仕事のひとつだろう。
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では、日本代表を率いる森保一監督はどうやって高い基準を実現するタイプなのだろう?
「まだ24時間ある」徹夜で作業した
2007年9月から09年12月まで、森保がサンフレッチェ広島でコーチを務めていたときのことだ。
広島を率いていたミハイロ・ペトロビッチ監督(当時)から、森保は対戦相手の分析を一任された。具体的にはテクニカルスタッフと共に対戦相手の映像をまとめ、ミーティングで発表するという役割である。
それまで森保は広島のアカデミーやU-20日本代表でコーチを経験していたものの、トップチームのコーチを担当するのは初めてだった。クラブのレジェンドは指導者としても成功できるのか? 森保は分析を担当できる喜びと共に、大きな責任と重圧を感じていたに違いない。
プロにおける分析は時間との戦いだ。当時はまだ試合映像はDVDでやりとりされており、最新試合のDVDが届くのが分析ミーティングの前日ということもざらだった。
時間制限のプレッシャーがあると、焦りが生まれたり、楽な方に流されたりするのが普通だろう。間に合わせることを優先してもおかしくない。
だが、森保の姿勢は真逆だった。追い込まれれば追い込まれるほど、逆に負けじ魂を燃え上がらせる。
当時のスタッフによると、DVDがミーティング前日に届いた際、森保はみんなをこう鼓舞したという。

