- #1
- #2
サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
森保一監督「やり切った」発言の真意…「ここで終わってもいいと思う気持ちで…」“異例1年契約で続投打診”報道、4年前の「続けたい」即答と何が違うのか
text by

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byJIJI PRESS
posted2026/07/07 18:05
7月2日、帰国直後に記者会見する森保一監督。今回は山本昌邦技術委員長、宮本恒靖会長と3名で出席した
ブラジル戦について、森保監督は選手交代のタイミングに言及した。失点後の66分、堂安律、中村敬斗に代えて、菅原由勢と鈴木淳之介を投入。両ウイングバックを同時に交代させた。
「戦術的には悪くなかったと思いますけど、私自身の采配で言えば、失点の前に交代していれば未然に失点を防げて、守る集中力とか粘り強さも、より保てたかもしれなかったです。(中略)
サイドの2人を変えたのは、ブラジルがシンプルにサイド攻撃でボールを、ゴール前に入れてきていたので、クロッサーを止める、サイド攻撃をまずは止めるっていうところをしようと思っていました」
ADVERTISEMENT
その後、NHKと同じく「この8年間、やりきったのか、やり残しがあるという思いなのか、どちらでしょう?」と問われた森保監督は、こう答えた。
「そうですね、やりきってエンプティではないですけど、もう日々ほんとにやりきりながら、ここで終わってもいいと思う気持ちで、もうずっと続けてきてるので。そこはやりきった、っていうことかなと思います。ただ結果としては、もっと行きたかった、行けたっていう思いがあるので、結果についてはやり残したかなっていう気持ちではあります」
この発言こそ、森保監督の本音に最も近いのではないか。「やり切った」。同時に「もっと行きたかった」ので「やり残した」。監督の中には、2つの感情が同居している。
8年間積み上げてきた最大の功労者である。「異例の1年契約」と報じられた打診内容もその葛藤の一因なのかもしれない。
◆
では、8年間、森保監督が見えないところでどれだけ働いてきたか。それを裏付ける話がある。
5月28日発売の書籍『逆転監督 森保一』(著:木崎伸也)。2年半以上の徹底取材と複数回の本人インタビューから、森保監督の“したたかな勝負師”としての顔に迫った一冊
