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「痛恨のミスをした田中碧ではなく…」“日本代表監督候補と言われた男”が疑問視した選手…2失点目の決定的瞬間「誰もマークしていなかった」 

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田嶋コウスケ

田嶋コウスケKosuke Tajima

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posted2026/07/03 17:00

「痛恨のミスをした田中碧ではなく…」“日本代表監督候補と言われた男”が疑問視した選手…2失点目の決定的瞬間「誰もマークしていなかった」<Number Web> photograph by AFLO

「自分の責任」とブラジル戦を振り返った田中碧

「その通り。あの場面、菅原は誰もマークする相手がいなかった。危険なのは、外側にいる選手ではなく、中央にいる選手なんだ。中央に相手がいた。それが日本の問題だった。単に引きすぎたというだけではなく、そうしていても相手にチャンスを与えてしまった。ボール保持者へのプレッシャーが足りず、ボックス内でも競り合うことができなかった」

 ここで司会が「日本の皆さんも『いつ決勝T1回戦の壁を破れるんだ』と思っていることでしょう。18年W杯のベルギー戦、22年W杯のクロアチア戦も同じように敗れた。どうすれば次のステップに行けるのか」と問いかけると、マンチェスター・Uで7度のプレミア制覇を経験したキーンはこう答えた。

「それは、リーグ戦で何年も2位で終わり続けているチームに、『いつ勝つんだ?』と問うようなものだ。トップレベルのサッカーは本当に残酷。だからこそ、勝ち続けるチームに敬意を払わないといけない。日本は、本当に大きな進歩を遂げた。サポーターも素晴らしかった。選手たちも、今日できる限りの力を出し切った。

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 だが、守備の判断ミスがあった。それも勝負どころでの状況判断だ。トップチームは、あの瞬間でもほんの少しだけ落ち着いている。そこが大きな違いなんだ。4年後、日本が少しでも賢く、より成熟したチームになって戻ってくることを願う」

「54分のチャンスは残念だった」

 英国でも、日本の敗戦は多角的に論じられている。英紙ガーディアンのアーチー・ラインド=タット記者は、敗因についてこう述べた。

「ブラジルが、後半からアプローチを変えたのが大きかった。今大会で日本が守備で脆さを見せたのはオランダ戦だけだ。W杯初戦でも、ゴール前への放り込みに、日本は苦しんだ。そしてブラジルも、これまでとはかなり違う戦い方をした。数字を確認したが、ブラジルは今大会3試合におけるクロス数が、初戦から12本、9本、16本と続いた。だが日本戦は30本を超えた。日本はクロス攻撃に対応できなかった」

 ラインド=タット記者は、日本にとって最大の分岐点は54分とみている。

 この場面で、カウンターで伊東純也が前線に飛び出し、左サイドから中村敬斗がクロスボールを上げた。しかしクロスは大きく外れ、ゴール前で待っていた鎌田大地や前田大然に届かなかった。同記者は言う。

「54分の得点チャンスを悔やまないといけない。ブラジルの猛攻が始まる直前の場面だ。あそこで2点目を決め、試合の流れを決定づけたかった。チャンスをモノにできなかった後、ブラジルの圧力が一気に強まった。そこは本当に悔やまれる」

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