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「明らかに焦っているように…」W杯ブラジル戦「なぜ日本は敗れたのか?」現地撮影カメラマンが撮った“真相”「緊張感が…一方的な圧に変わった」
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byAtsushi Tokumaru
posted2026/07/01 11:50
ブラジルサポーターに埋め尽くされた会場。その圧力も日本代表に大きなプレッシャーとなったという
――それはスタジアムの雰囲気とも相まって、という感じですか。
そうですね、ファンの多さが大きく影響していたと思います。もちろん全員がブラジルサポーターではないんですけど、やっぱりブラジルが勝つところを見たい人たちがたくさんいたわけですから。
ヴィニシウスがボールを持つだけで騒がれるし、ワーッと歓声が湧く。あの雰囲気だと、ネイマールが出てきたらもっと空気感が加速した気がします。コンディションの状況があっても、そういうレジェンド選手に出てきて欲しくないくらい圧がすごかったですね。
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――同点になってからは日本が守備に回る時間が多かったように感じました。現地ではどう見えていましたか?
後半になってブラジルが戦術を変えて、クロスをどんどん放り込んでくるようになって、「嫌な時間だな」という感じがずっと続いていました。その中で失点して、「ああ、やっぱり入ったか」と。僕は日本のゴール側でカメラを構えていたんですが、押し込まれる日本をずっとファインダー越しに見続けているというもどかしい時間でした。
ベンチも「明らかに焦っているように…」
――なかなか日本チームにゴールの気配がなかったですよね。ああいう膠着した状況では、カメラマンの立場ではどこを狙っているのでしょうか。
一番見ていたのはやっぱり日本のベンチですね。今大会の日本チームはベンチも本当にピッチの選手と一体になって戦っている印象だったので。
――グループステージの3試合と比べて、ブラジル戦のベンチの雰囲気はどうでしたか。
何と言うか……特に後半は明らかに焦っているように見えました。ブラジルに追いつかれてからは、普段はそこまで興奮しないはずのちょっとした「こっちのボールだろう」というシーンにも、ベンチの全員で食ってかかるように立ち上がって反応していましたから。時間はあるしまだ同点なのに、どこか切迫感があったというか。

