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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
ブラジル戦スコア予想は?「うーん、完封は正直、至難の業…」鄭大世の期待は“ダメージソックス”のあの選手「別の人間か、という覚醒ぶり」
text by

杉園昌之Masayuki Sugizono
photograph byKiichi Matsumoto/JMPA
posted2026/06/29 06:04
ブラジル戦のスコア予想を、と無茶ぶりされた鄭大世氏がひねり出した答えとは……そしてその予想得点者とは?
「たとえ引いて守っても、ゼロで終えるのは難しいと思います。自分の借入金を帳消しにできるなら、どっちに賭けるかって? それはブラジルかな(笑)。まあ、そんな冗談はさておき、解説者の視点でフラットに見ると、1-3でブラジルと言ってしまいます。
希望的な観測を込めれば、2-1で日本の勝利。勝ち筋はなかなか見えてこないけど、前半は0-0で進めたいですね。せめて0-1のビハインド。先制点を挙げると、ブラジルのハートに火がつくので。
切羽詰まったときの強豪国のパワーは、8年前も見ましたよね? 2018年のロシア大会では日本はベルギーに2点リードしながら、終盤に逆転されていますから。やっぱり、後半まで耐えて、耐えてという展開が理想ですね。
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点を取る形はスウェーデン戦で見せてくれました。日本は育成年代からオフ・ザ・ボールの『3人目の動き』が刷り込まれています。シンプルなクロスからのシュートであれば上田(綺世)頼みになりますが、それだけではない。中央からコンビネーションで崩し、さらに裏を取れる選手もいる。斜めに走った前田大然の動きはブラジル相手にも通用すると思います」
「あの男」がチャンスでやってくれるはず
6月27日時点でのイギリス大手ブックメーカー『ウィリアムヒル』のオッズを見ても、ブラジルの1.7倍に対し、日本は5.25倍となっている。アメリカのスポーツベッティングサイトでも、倍率はほとんど同じだ。
「その倍率であれば、日本に2000万円くらい賭けてみたい(笑)。僕の予想スコアの2-1ならば、1点を追う展開から田中が同点ゴールを決めてくれるはずです」
決勝点は、エースの陰に隠れた熱い男に大きな期待を寄せている。1戦目のオランダ戦で起死回生の同点弾を演出した背番号19番。公式記録ではアシストになったものの、CKから頭で押し込んだシュートは限りなくゴールに近かった。
「絶対に小川航基がやってくれると思います。後半の終盤に上田綺世と交代で入り、チャンスを決めてくれる。第2戦のチュニジア戦で出番が回ってこなかった悔しさを、このブラジル戦で晴らすはずです。あそこで暴れられなかったので。そういうのって、絶対に返ってきますから。今大会、僕は同じストライカーとして、小川を応援しているんです」
6月30日は夜明け前からテレビ越しに一緒にほえているかもしれない。
〈全2回の2回目/はじめから読む〉

