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「体の使い方、投球メカニックもすべて言語化できる」DeNAに緊急トレード・尾形崇斗は“超理論派”野球青年、だけど「一番大事にしているのは…」

posted2026/06/29 11:06

 
「体の使い方、投球メカニックもすべて言語化できる」DeNAに緊急トレード・尾形崇斗は“超理論派”野球青年、だけど「一番大事にしているのは…」<Number Web> photograph by NumberWeb

研究熱心でトレーニングや投球メカニクスの理論に精通する尾形。野球の話をしていると楽しくてたまらないという表情を見せる

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石塚隆

石塚隆Takashi Ishizuka

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シーズン途中の意外なトレードでベイスターズに加わった剛腕、尾形崇斗。投球やトレーニングの理論、データ分析に精通し、話し出したら止まらない“野球大好き”青年ぶりをいかんなく発揮してくれた。〈NumberWebインタビュー全2回の2回目/はじめから読む

 先発としては投げられなかったが、そんな尾形を8年以上育んでくれたソフトバンクについてなにを思うのか。小さくうなずきながら、尾形は語り出した。

「ホークスというチームは、とにかくレベルが高くて、競争が激しい。4~5年目あたりに、一軍で投げられるチャンスがあるかなと思ったのですが、そのレベルの高さゆえなかなか上には行けませんでした。

 ただそのおかげで、中途半端ではいけない、それこそ世界が注目するようなプレーヤーにならなければいけないと強く思うことができたんです。素晴らしい環境、競争のなかで、自分を高める基盤を作ってくれたソフトバンクには本当に感謝しています。そして、どんなときでも応援してくれたファンの方々に改めてお礼を伝えたいです」

オスナから学んだこと

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 ではソフトバンク時代、今の自分を形成していく上で、重要な人物がいるとしたら果たして誰だったのだろうか。そう尋ねると、尾形はあまり間を置かず、口を開いた。

「たくさんの方々にお世話になったのですが、一番はやっぱり2023年に出会った、ロベルト・オスナの存在が大きかったですね」

 2019年、MLBヒューストン・アストロズ時代にアメリカン・リーグのセーブ王にもなった剛腕投手。千葉ロッテマリーンズを経て、ソフトバンクに移籍してきたオスナと同僚になった尾形は、そのMLB仕込みのトレーニング方法に目をみはった。

「世界のトップで戦ってきたオスナのトレーニングをすべて教えてもらい、一緒にできたのは自分にとって大きな財産になりました」

 特にどういった部分に感銘を受けたのだろうか。

【次ページ】 明晰な自己分析

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