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ある日本代表選手が証言「監督の気持ちが伝わってくる」森保一監督“ほぼ寝ないで”朝4時に見送り…代表チームに見せた「1枚の紙」とは
text by

木崎伸也Shinya Kizaki
photograph byKeiji Ishikawa
posted2026/06/24 11:17
森保一監督。写真は2025年1月のインタビュー時
「やらされているという感覚で行動するのと、主体的に行動するのでは、間違いなく後者の方が力を発揮できる。だから頭ごなしに指摘せず、『投げかけ』をよく使っています。
選手にもスタッフにも『どうしたらいいと思う?』、『どうだった?』と私から質問をして考えてもらうんです。投げかけられた側からしたらプレッシャーがかかるかもしれませんが、自分で考えてやった分、必ず身になる。
もちろん挑戦するわけですから失敗もありますよ。そこはリーダーが覚悟しなければならないし、絶対に失敗してはいけない局面もあるのでそこは見極めなければならない。そういうなかで、“失敗してもらう”というケースもある。挑戦してうまくいけば最高ですが、必ずしも成功をノルマにしないということです。
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大きな目標があって組織がどう向かっていくかを考えれば、自然にリーダー自身の『自己』はどこかへ飛んで行くのかなと。最終的にリーダーの『自己』はなくなると思います。リーダーが自分を信頼し過ぎると、『あなた自身のためにやっているでしょう?』と思われかねない。受け取る側はストレスが溜まるし、反発を覚える。それでは大きな目標を達成できません」
「怖い上司」の一面とは…?
(中略)
しかし、森保監督は決して選手に甘いわけではない。
実際はその逆だ。じつは「怖い上司」の一面を持っている――。
5月28日発売の書籍『逆転監督 森保一』(著:木崎伸也)。2年半以上の徹底取材と複数回の本人インタビューから、森保監督の“したたかな勝負師”としての顔に迫った一冊
