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野球のぼせもんBACK NUMBER
DeNAから電撃トレード…山本祐大のナゾ「ケガ発覚も“なぜチームに帯同”?」ソフトバンク監督・同僚の証言「祐大はスゴい」「交流戦のミーティング参加」
text by

田尻耕太郎Kotaro Tajiri
photograph byJIJI PREEE
posted2026/06/24 06:01
今年5月、DeNAからトレードでソフトバンクに加入した山本祐大
「すごい」ソフトバンク同僚の証言
「さらに深いところというか、『カミチャさんはセ・リーグの時はこんなピッチングをしていたから、こうじゃないですか』みたいな話をしてくれたり。それで僕が、あのバッターは前の攻め方でいける?と訊くと『アイツは去年までこのコースに投げていれば大丈夫でしたけど、今年は打っているから注意しましょう。去年は通用したけど今年はダメです』みたいな話はカード毎にしました。そして(山本)祐大はデータだけを見ているだけでないのがすごいところ。相手の反応とかそれまでの過程とか全部踏まえたうえで根拠のある選択をしてくれる。データも活用するけど感覚派なんですよ」
観察力や洞察力に長けている――たしかに取材をしていても思い当たる節はあった。山本祐本人は「人見知り」だと言い取材はあまり得意ではないというが、一つひとつの質問に丁寧かつ的確な答えを導き出してくれる。まるで質問者の心を読んでいるのではないかと勘繰りたくなることもあったし、相手をしっかり観察して適切な距離感を作るのが上手だと感じた。
「僕はトレードどんどんしていく」
また、現在のチームの勝ち頭かつ防御率トップ(7勝、1.77)の大津亮介は、山本祐の移籍加入後も変わらず海野隆司とバッテリーを組んでいたのだが、とくに交流戦では山本祐へ積極的にアドバイスを求めたという。
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「同学年の祐大には僕の方から聞きに行きました。交流戦が始まる前には15分くらいじっくり話をしました。セ・リーグは普段対戦しないので情報が少ない中、僕が一番気にしたのは逆方向にホームランが打てるか打てないか。それを一番に訊きました。やっぱり逆方向に打てるのは怖い。その情報が入るだけでコントロールのイメージがすごく湧くんです」
ソフトバンクにとってチーム浮上のきっかけとなった山本祐の獲得。球界に衝撃を与えたトレードの仕掛人は、城島健司チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)だ。
「僕はトレードはどんどんしていく」
トレードのウラ側について城島氏に直撃した――。
〈つづく〉

