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体が激変…ソフトバンク29歳が“本塁打数1位”はなぜ? 電撃トレードでDeNAから山本祐大獲得…消えた“栗原陵矢の捕手転向”プラン「やるべきではない」

posted2026/05/19 06:03

 
体が激変…ソフトバンク29歳が“本塁打数1位”はなぜ? 電撃トレードでDeNAから山本祐大獲得…消えた“栗原陵矢の捕手転向”プラン「やるべきではない」<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

パ・リーグの本塁打数トップを走るソフトバンク栗原陵矢(左)。右は周東佑京

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田尻耕太郎

田尻耕太郎Kotaro Tajiri

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Nanae Suzuki

 中距離バッターから長距離砲へと間違いなく変貌を遂げている。現在、パ・リーグの本塁打王レースで単独トップを走っているのはソフトバンクの栗原陵矢だ。

 5月17日の楽天戦(楽天モバイル)では先制の12号アーチをライトスタンドに放り込んだ。これが今月7発目と量産態勢だ。また、栗原の2桁本塁打は通算5度目になるが、シーズン35試合目での10号到達は自身最速(従来は2020年の60試合目)を大幅に更新するものだった。

カラダ激変…本人に直撃

 豪打を振るう今シーズンの栗原は、打席の中でどっしり構えているように見える。昨年に比べて体が大きくなったと感じる人も多いだろう。小久保裕紀監督をはじめチーム内からも実際にそんな声が上がっている。でも、栗原は「体重は変わっていないし、インボディ(計測)でもそんなに変わってないですよ」とうそぶくように笑う。

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 それでも、明らかに見た目が違うとさらに迫ると、ダグアウトに腰掛けていた栗原は、少し胸を張って逞しさを見せつけるようにして答えを返してきた。

「いろいろ鍛えていますから。ウエイトへの意識もそうだし、トレーニング自体が変わりました。重たい器具を持てるようになりました。野球の結果にもつながっていると思います。5月8日の(ロッテ戦の9号)ホームランは打球速度が177キロ出ました。去年まではなかなか出せなかった数値です。また、以前は一生懸命振らないと強い打球が打てなかったけど、今は芯に当てさえすれば鋭く飛んで行ってくれる。すごく自信になっています」

 そして、こんな風に言葉を継いだ。

「庄嶋さんのおかげですよ」

「庄嶋さん」とは何者?

 これまで、オフの自主トレ期間など不定期でパーソナルトレーナーをつけたことはあったが、今季を迎えるにあたり初めて本格的に個人契約を結んでいる。栗原を後押しする仕事人がアスレチックトレーナーの庄嶋大一郎である。

【次ページ】 柳田悠岐も指導していた…

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