熱狂とカオス!魅惑の南米直送便BACK NUMBER
「ウエダは10点満点で8.5!」日本通ブラジル記者が“W杯日本代表ベストゲーム”と絶賛の圧勝後…スウェーデン戦どう臨むか「左シャドーにはユイトを」
posted2026/06/23 18:37
チュニジア戦、2ゴール1アシストの上田綺世。日本通ブラジル記者は「日本代表のW杯史上最高のプレー」と大絶賛した
text by

沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph by
Hector Vivas-FIFA/Getty Images
「実は、試合前、かなり不安だった。絶対に勝たなければならない試合なのに、なかなか点が取れず、後半、チュニジアのカウンターを浴びる、という嫌な展開が頭をよぎったから」
「でも、それは全くの杞憂だった。これまでの日本代表のワールドカップ(W杯)における最高の試合。そして、上田綺世はW杯で日本選手として歴代最高のプレーをしたと思う」
北中米W杯のグループステージ2戦目の日本対チュニジアを見て、ブラジルメディアきっての日本通チアゴ・ボンテンポ記者は4-0という結果に満足し、胸を撫でおろしていた。
カマダの先制点…美しい流れだ
ADVERTISEMENT
――森保一監督は、オランダ戦から先発メンバーを4人入れ替えた。
「森保監督が鎌田大地をボランチから左シャドーへ上げ、田中碧をボランチに入れたのは意外だった。故障した久保建英の代わりに伊東純也を起用したのも頷けた」
――伊東に関しては、途中出場の方が持ち味が出せる、という声もあった。
「それも理解できるけれど、本来ならシャドーでプレーする三笘薫、久保、南野拓実を故障で欠く非常事態。僕は、伊東に最初から思う存分プレーしてほしいと考えていた」
――前半4分、中村敬斗の左からの低いクロスを鎌田がゴールを背にして左足の内側で流し込んだ。
「自陣から綺麗にパスをつないでの美しいゴールだった」
――こういうアクロバチックなゴールは、ブラジル人の大好物。ところが、ブラジルのテレビはどうやってゴールが決まったのか、なかなか理解できないでいた。最初、アナウンサーは「チュニジアのオウンゴールかな」なんて言っていた。
「そうなんだよね。それほど意表を突いたものだった」
日本にとってW杯歴代ベストゲームだよ
――日本はその後も主導権を握り、31分に上田がマーカーの股が開くのを見切ってミドルシュートを叩き込んだ。

