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「スターダムをクビになってなかったら…」ウナギ・サヤカが退団の過去を「よかった」と語る理由…“プロレス業界に馴染まない”人気レスラーの今
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橋本宗洋Norihiro Hashimoto
photograph byNorihiro Hashimoto
posted2026/06/20 11:00
7カ月連続の自主興行開催など、精力的な活動を続ける人気女子プロレスラーのウナギ・サヤカ
「最初はスターダムに戻りたかったです。そのためには、スターダムのどんな選手より価値のあるレスラーにならなきゃって。今は戻ろうとは思わないけど、スターダムに対する思いは変わらないですね。スターダムという団体、そこにいる選手に道を作ってもらったのは間違いないので」
オリジナルメンバーのコズミック・エンジェルズが最高のユニットだったと、今も確信している。たむは昨年引退、白川はアメリカのAEWに移籍した。
「今も“たむさん、未奈ちゃんに変なところは見せられない”と思ってやってるところはありますね。2人に届くことをやろうって。でもスターダムをクビになってなかったら、今どうしてたんだろう。たむさんと未奈ちゃんがいない中で、もしかしたら埋もれてた可能性もある。だから結果、よかったのかなって。火祭り(ZERO1の男子シングルリーグ戦)に出たり大仁田厚と電流爆破マッチやったり、必死にやってきての今ですね」
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必死さは人に伝わる。2月に対戦し、一緒に試合後のコメントを出したアジャコングにしても、最初は試合を断られ続けていたのだ。
「先輩にも後輩にも腐ってほしくない」
スターダムの外に出たことで、視野も広くなった。業界屈指の人気団体にいたら見えなかったものが見えてくる。
「集客(数)によってできることとできないことがあるし、人手が少ない団体では選手の仕事も増えてしまう。若い選手ほど忙しいんですよ。それで練習がおろそかになったら本末転倒じゃないですか。そういう負のループにはまらないでほしい」
関わった人間、プロレス界にいる人間全員を「幸せにしたい」とウナギは言う。
「やっぱり“仕事なんだから”とか“大人だから分かるよね?”みたいな言葉で押さえつけられちゃうことがたくさんあるんですよ、この世界も。だけどそんなことばっかりじゃ心が腐っちゃう。みんなプロレスが好きでやってるはずだし、楽しいことばかりのはずじゃないですか、本来。先輩にも後輩にも腐ってほしくない。少なくとも私の興行では」

