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陸上日本選手権400mハードルで衝撃の「U-18世界最高記録」…17歳の超新星・後藤大樹に感じた“異次元の言語化能力”「普段は普通の高校生なので…」

posted2026/06/16 11:00

 
陸上日本選手権400mハードルで衝撃の「U-18世界最高記録」…17歳の超新星・後藤大樹に感じた“異次元の言語化能力”「普段は普通の高校生なので…」<Number Web> photograph by Asami Enomoto

陸上日本選手権の男子400mハードルで史上初の高校生優勝を決めた洛南高2年の後藤大樹。レース後の質疑応答ではクレバーさが光った

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別府響

別府響Hibiki Beppu

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Asami Enomoto

「これまではテレビで見ていた舞台で、自分が本当に優勝したのかという気持ちで……まだ実感が湧かないでいます」

 衝撃の記録を叩き出した17歳は、そういうとニコッとはにかんで見せた。

 6月12日から14日まで愛知・パロマ瑞穂スタジアムで行われた陸上の日本選手権。3日間で会場を最も沸かせたのは、京都・洛南高校2年生の後藤大樹(たいじゅ)の規格外の激走だった。

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 男子400mハードルに出場した後藤は、予選で為末大さんの持つ49秒09の高校記録を30年ぶりに更新する48秒31をマーク。決勝ではその記録をさらに更新する48秒09というタイムで、同種目初となる“高校生日本一”に輝いて見せた。この記録は18歳未満の世界最高記録となる驚異的なものだった。

 もともと幼少期はサッカーをやっていた後藤が、「地域のマラソン大会に出たら60番とかで、『まだまだ速い人がいるんだな』と思って、負けたくなくて」本格的に陸上競技をはじめたのが小学校3年生のとき。

 その後は5年時にはじめたハードルで才能が開花し、中学時代には110mハードルで全国制覇も果たしている。高校入学後に400mハードルに主戦場を移すと、昨年のインターハイでは1年生優勝も達成した。結果的に今回、同種目をはじめてわずか1年半で日本の頂点に立ったことになる。

身体能力は抜群…それ以上に驚いた「ある能力」

 100mでは10秒49、200mでも21秒12と高校トップクラスの記録を持ち、その身体能力の高さで既に関係者の間では知られた存在ではあった。だが、今回の日本選手権で驚かされたのは、その走りに加えて17歳とは思えぬ言語化能力の高さだった。

 高校2年生での優勝に加え、世界レベルの規格外な記録ということもあり、レース後はメディアの注目も一気に後藤に集中した。

 数十人を超える記者に囲まれ、質問を投げかけられるというのはなかなか特異な状況だ。特に10代の選手にとっては緊張もあり、なかなかうまく言葉が紡げないケースも少なくない。もちろん後藤にとっても、ここまで多くの記者に囲まれる経験は初めてだったはずだ。

【次ページ】 笑いを誘う、ロジカルに解説…当意即妙な受け答え

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#後藤大樹
#洛南高校

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