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「松井秀喜本人にもその意思はあると思うよ」長嶋茂雄さん一周忌に中畑清が語った“思い出と約束”「松井は長嶋さんにはっきり言われているはず」
posted2026/06/11 11:04
長嶋茂雄さんの一周忌、「一番弟子」を自認する中畑清氏が長嶋さんとの思い出、そして巨人監督候補と目される「あの男」について語った
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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「長嶋さんは死んでなんかいません。千の風になって、世界中を飛び回ってるんですよ」
中畑氏はそう言って微笑んだ。悲しむのをやめた。切り替えたのだという。「野球人は切り替えがすべて」——それ自体が、長嶋さんから授かった教えだった。
その薫陶は、中畑氏がまだレギュラーをつかむ前から始まっていた。名古屋遠征中の宿舎の一室に、長嶋監督がメンタルコーチを連れて現れたのだ。2対1、つきっきりの指導。そこで叩き込まれたのは、潜在能力を制御し、勝負の一瞬に集中して発揮する術だった。
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「『マイナス思考の要素を全部頭の中から取り払え』『自分が大活躍しているシーンを思い浮かべてプレーしろ』と何度も言われて、一所懸命イメージトレーニングをやった」
寝る前の5分間、中畑氏は自分の大活躍を"ひとり実況"した。「1-1と同点で迎えた9回裏、中畑、打ちました! サヨナラスリーラン!」——そうやってハイになると、翌朝スッキリ目が覚めたという。
宮崎キャンプでも、打撃ケージの中でバットを振りながら実況は続いた。「逆転満塁サヨナラホームラン!」と叫んでいたその背後に、いつの間にか長嶋監督が立っていた。
「『キヨシ、今のは入ってないんじゃないか』ってツッコミを入れてくるんだよ(笑)」
後ろに監督と記者たちが揃っているとも知らず、延々と実況を続けていた中畑氏。その場にいた全員が爆笑した。主力になる前から、長嶋さんはそうやって声をかけ続けてくれたのだ。
松井秀喜との「約束」、そして中畑が直接かけた言葉
一周忌を迎えるにあたり、中畑氏が言及したのが松井秀喜氏の存在だ。弔問に訪れた松井氏が「生前の長嶋さんと交わした約束を果たしたい」と語ったことは、多くの人の記憶に残っている。
「松井は長嶋さんにはっきり言われていると思います。ジャイアンツの監督をやれ、と」
葬儀の日、中畑氏自身も松井氏に言葉をかけた。「やらなきゃダメだぞ、絶対にやれよ」と。松井氏の返答については「話せない」としながらも、「松井本人にもその意思はあると思う」と断言した。
「球団から正式に要請されれば、松井は受けるんじゃないかな。大事なのは、ジャイアンツが松井のためにしっかりといい形を作ることでしょう。これはジャイアンツの歴史上、間違いなく非常に大事な監督交代になりますからね」
長嶋さんが「千の風」になったのなら、松井氏がユニフォームを着る日を雲の上で待っているに違いない――。
"地獄の伊東キャンプ"での2時間ノック、アテネ五輪直前に垣間見せた長嶋さんの知られざる素顔、そして最後の対面で見た"完全燃焼の顔"。中畑氏が語った記憶の全貌は、本編で詳しく描かれている。
〈つづく〉
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
