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米メディアで割れた“大谷翔平がサイ・ヤング賞の可能性”「オオタニは全力で獲りにいくと思う。しかし…」なぜ山本由伸は候補に挙がらないのか?
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水次祥子Shoko Mizutsugi
photograph byGetty Images
posted2026/06/10 06:00
ドジャース大谷翔平。日本人初のサイ・ヤング賞はなるか?
「もし防御率が1.00未満だったらどうか。想像してみてほしい。もしショウヘイの防御率が1.00を下回ったら、サイ・ヤング賞に選ばないなどということはあり得ない。1試合5イニング以上は投げないといけないと思うが、その上で1.00未満なら、彼が受賞でしょう。他に200イニングを投げる先発投手がいるかもしれないが、関係ない」
一方、ホワイトソックスの2005年ワールドシリーズ制覇メンバーでFOXスポーツ解説者のA・J・ピアジンスキー氏は、5月28日のポッドキャストでこう語っている。
「オオタニがやっていることはとんでもないことだが、受賞するに十分なイニングには到達できないと思う。150イニングいけるかどうかもわからない。150は受賞するための最低ラインだと思う」
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ニューヨーク・ポスト紙の記者でテレビコメンテーターのジョエル・シャーマン氏は、MLBネットワークの5月4日の番組でこう主張した。
「オオタニはサイ・ヤング賞が欲しい。全力で獲りにいくと思う。今の先発投手は、イニング数を稼ぐことが難しくなってもいるし、チャンスはあるだろう。1イニングのみとか瞬間風速でいうなら、彼はナ・リーグ最高の投手といえるかもしれない。しかし他に200や190、180イニングを投げる投手がいて、オオタニが140だったとき、オオタニは180イニング投げてもこの成績を維持できるのかという議論になってくる。この賞には、もっとイニングが重視されるべきだ」
山本の名はなぜ挙がらない?
大谷のサイ・ヤング賞獲得の可能性について、これだけ大きな論争になっているのは、もう一つ理由がある。同時にそれは、抜群の安定感を誇る山本由伸の名が同賞候補に挙がらないことにも共通している。
じつは今季の賞レースが、例年以上にハイレベルになっているのだ。
ではどのような“怪物たち”が大谷と山本の前に立ちはだかっているのか――。
〈つづく〉

