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「名手がいる間に、いろいろ聞きたい」初公開、中村俊輔コーチのFK練習での“貪欲さ”…「5秒ルール」「仮想オランダ」で精度高めた合宿5日目
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佐藤景Kei Sato
photograph byKYODO
posted2026/06/09 11:00
伝説の名手、中村俊輔コーチ(黒練習ウェア)が見守る中でのFK練習というシーンがあった合宿5日目。現地記者が密着レポート!
「ワールドカップでも今後の自分のキャリアでも、フリーキックというのは、持っていれば一つの武器になると思う。やっぱり、ああいう名手がいる間に、いろいろ聞きたいと思います」
後藤は自発的にアドバイスを求めた理由をそう明かす。
「そもそもの蹴り方は俊さんを真似して蹴っているので。参考になるというか、そこを教えてもらいにいっています。
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(FKは)南アフリカ(W杯)の時のヤットさん(遠藤保仁)を見て育っていますし、ああいうFKで、より流れを引き寄せることができる。本田(圭佑)さんの無回転もそうですし、ヤットさんのあのフリーキックも何回も何回も見ていたので」
受け継がれる歴代キッカーの技術
他にも中村憲剛氏のキックなど、幼少期から国内の名手たちの技術を研究してきたという後藤の分析は、実に興味深い。
「俊さんの蹴り方が一番曲がって落ちるというのは、ずっと自分で蹴っていても感じているところ。(磐田時代には)ヤットさんのキックも目の前で見させてもらいましたけど、ヤットさんのボールは曲がるというより落ちる。距離が近いときはヤットさんの方が有効ですし、少し距離があるときは俊さんのキックのほうが有効だなと思います」
それぞれの時代において、日本代表に確かな足跡を刻んできたレジェンドたちがスタッフに名を連ねる今回の森保ジャパン。中村コーチらは、単に過去の経験を伝えるアドバイザーではない。ピッチ上で直接技術を伝え、選手のプレー精度を高める役割を担っている。
何より、その環境に対し、選手たちが自発的に教えを請い、技術を吸収しようとしている事実が、本番を控えるチームの確かな底上げにつながっている。
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