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「精神論」?「身内びいき」? 吉田麻也、再び代表合流の真意は…語ったチームへの思い「実戦テストなしで大丈夫か」「オランダ守備陣への策は」
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佐藤景Kei Sato
photograph byKYODO
posted2026/06/08 06:33
アイスランド戦に出場してから離脱していた吉田が再び日本代表に合流。果たしてその意味は……? 現地記者が本人に聞いた
現在のモンテレイキャンプは、天候不良によるピッチ状態の悪化に伴い、毎日のように練習場が替わるハプニングに見舞われている。本番直前のデリケートな時期としては異例の事態だが、MLSのLAギャラクシーに所属する吉田にとって、北中米特有のタフな環境や施設面の不備は日常の範疇だ。
「こういう環境がアンコンフォータブル(不快)なところでも、ブレずに、動じずに、図太くやるべき。ジタバタしないことが大事。これでブレるなら、そもそも目的にはたどり着かない」
過去の教訓を知るベテランの金言
W杯初出場の選手が半数を占めるチームにとって、ヨーロッパともアジアとも異なる北中米大会の難しさを知るベテランの金言は、これ以上ない安心感をもたらす。長く代表で戦ってきた長友佑都も「アメリカのことは麻也が一番知っている」と太鼓判を押した。
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何より大きいのは、本番へのアプローチに対して警鐘を鳴らすことができる点だ。「一歩一歩ですよ。初戦がもちろん一番大事。勇気と謙虚さ、両方持たなきゃいけない」と吉田は説く。史上最強と謳われながら「優勝」の言葉だけが空回りしてグループステージ敗退に終わった、12年前のブラジル大会。その残酷さを知る長友、あるいは長谷部誠コーチらが現チームに経験を共有しているからこそ、過ちを繰り返さないという確信が生まれる。
メディアやファンの間では、本番前にW杯出場国との実戦テストを行わず、U-19日本代表との練習試合のみで本番に臨むロードマップへの懸念も少なくない。筆者もその懸念を抱く一人だが、前キャプテンの視座はまったく異なる。

