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「ビッグクラブから関心」なぜ日本代表GK鈴木彩艶は市場価値爆上がりか…“3つの優位性”のうち「2つを作り出せる」W杯NHK中継で解説・林陵平がズバリ
text by

林陵平Ryohei Hayashi
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/06/06 06:39
北中米W杯、日本代表にとってGK鈴木彩艶が重要と言える理由とは
GKのプラスワン…鈴木彩艶の市場価値が高まるワケ
ビルドアップで重要度が増しているもう1つの要素が、「GKのプラスワン」です。サッカーの基本はフィールドプレーヤーの10対10ですが、そこにGKが絡めば11対10で数的優位の状況を作り出せるからです。さらにGKがフィールドプレーヤー並みのボールテクニックやパスセンスを持っていれば質的優位性も担保できることになります。
だからアリソン・ベッカー(リバプール)、マヌエル・ノイアー(バイエルン)、ダビド・ラヤ(アーセナル)、マイク・メニャン(ミラン)などリベロ型GKを擁するチームは、とりわけビルドアップにおいてそもそも大きな優位性を持っていることになります。
日本代表のGK鈴木彩艶(パルマ)の評価がヨーロッパで右肩上がりに高まっているのも、セービング能力の高さはもちろん大前提として、ビルドアップ能力が高いうえにロングキックの正確性と飛距離も際立っているから。つまり「GKのプラスワン」で2つの優位性を作り出せる存在だからこそ、ビッグクラブから関心が集まるほど市場価値が高まっているわけです。
〈W杯特集:つづく〉

