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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「アイスランド側も敬意の花道に」吉田麻也セレモニーこそ森保監督ベスト采配…なぜ取材記者は“W杯が楽しみ”か「選手と監督の言葉が怖いくらいに」
text by

ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/06/01 11:31
アイスランド戦で先発出場した吉田麻也
「試合前日に直接うかがいました。『今までこういう選手がいなかったので、自分が本当にやっていいのかという葛藤はもちろんあった。ただその考えが少しずつ変わってきた。自分も盛大にやってもらえるのであれば、次からもっと盛大にやってもらうようにして、こういうことが続いていけばいいという考えに変わった』と話してくれました。
日本ではまだ100試合出場した選手に対して国を挙げて評価するような状況はありませんが、協会がしっかりと敬意を示してくれることが『一つの文化や伝統として日本サッカーにつながっていければ』と話していました」
――ちなみにアイスランドのアルナル・グンラウグソン監督が「非常に素晴らしいキャリアを持った選手だということで、これでお祝いをするという意味に理解をしていました。ただ、非常に良いプレーをしていたので、なんで10分でピッチを去ってしまうのかなというところは不思議でした。でも謙虚で、そして偉大な選手であるという説明も受けましたので、自分たちもセレモニーに参加することができてとてもうれしく思っています」と話していたのが印象的でした。
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「アイスランドの選手、監督が敬意をもって自発的に花道を作って拍手をする姿は、スポーツマンシップとして本当に素晴らしかったですよね。ヨーロッパの全てが正しいとは言いませんが、歴史を大切にしない国に優勝はないと僕は思っています。サッカーは歴史を大切にするヨーロッパで生まれたスポーツです。欧州のスタンダードに近づけることは、W杯優勝に近づくためにも大切だと思います」
じつは新ルールについて話し合っていた
――サッカーの話について触れると、FIFAルール変更で交代選手は第4審判員が交代ボードを掲げてから10秒以内にピッチから出ないといけなくなりました。アイスランドの選手が交代に時間をかけて1分間のペナルティを受け、一時的に日本が数的優位になった場面がありました。そして、その時間帯に決勝ゴール。選手たちは意識していたのでしょうか?
「きちんと準備していたようです。練習の時からそのルールについてのレクチャーがあり、アイスランド戦のベンチでも他の新ルールについて話し合っていたと久保選手が証言していました」
――他にもスローインを5秒以内に投げないといけないルールにもアイスランドは違反していましたね。
「66分の場面ですね。あのシーンでは審判に向かって冨安選手らが『ファイブ、フォー……』とアピールした成果で、審判が相手の5秒オーバーの反則を取ってくれました。もっとも冨安選手はそんなことで満足しない選手ですから『ただ、自分たちのゴールキックのところで、準備ができていない時に蹴る状況もあると思う。そういう時はタッチラインの深い位置に蹴ったりすべき。(CLで連覇した)パリSGもやっているように』と話していました。彼は実際のプレーだけではなく、チームの頭脳としても存在感が大きいんです」
選手と監督の話すことが怖いくらいに…
――では、今回の試合を総括すると?

