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『ザ・ノンフィクション』放送も話題に…性別適合手術を受けた“女子プロレスラー”エチカ・ミヤビの思い「性転換してから、自分を許せるようになった」
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橋本宗洋Norihiro Hashimoto
photograph byNorihiro Hashimoto
posted2026/05/29 17:03
PPPTOKYOの初代女子王座決定戦でちゃんよたと対戦したエチカ・ミヤビ
逆に「デカい」、「凄い筋肉」と言われても、レスラーに対してのリスペクトが感じられれば素直に嬉しい。また「自分も悪気なく人を傷つけているかもしれない」とも。
デビュー当時にインタビューした際には「トランスジェンダーを代表してという気持ちはないですけど」と言っていた。世の中に何かを訴えたいわけではないと。ただ、自分の人生を知って救われる人がいたらいいとは思っていた。
「今の自分にできる社会貢献ですね」
今はその気持ちが、より積極的なものになっている。
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「ニューハーフのショーパブで働いていた時に、同じ立場の人とたくさん知り合いました。変わってる人もいたし、そんな人にも悩みがあったりする。ただ具体的に何かをしてあげられるかというと、そんなことはなくて。でも今の自分はプロレスラーなので。
たくさんの人に自分の人生を見てもらえる、影響を与える可能性がある仕事なんですよ。好きなプロレスをやって生きていられること自体、奇跡的だと思ってます。社会的なこととか普通は言いにくいことも人前で言うことは、プロレスラーである私がいる意味なのかなと。今の自分にできる社会貢献ですね」
大きく言えば、トランスジェンダーのプロレスラーとして生きること自体が“役割”でもあるという自負だ。タイトルマッチでは「全部出して、それでもちゃんよたに勝てなかった」と悔しがったエチカ。しかしやはり、この2人がタイトルを争ったことには意味があった。

