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「ボコボコにいかれて、マスクを取られた」タイガーマスクを“大乱闘”から救った男…小川直也vs橋本真也「1・4事変」翌年、新日本のオファーが消えた日
posted2026/07/05 11:01
4代目タイガーマスクが今明かす、小川直也vs橋本真也「1・4事変」の真相
text by

堀江ガンツGantz Horie
photograph by
東京スポーツ新聞社
◆◆◆
「ボコボコにいかれて、マスクを取られた」
小川直也と橋本真也の一戦は、リングインしたタイガーマスクと小原道由の衝突を機に、大乱闘へと発展。UFO側は用心棒のゴルドーがいるとはいえ、代表の佐山以外は4代目タイガーと村上和成、そして村上が主宰していた格闘技道場「順道会館」の後輩が4~5人いただけ。数的にも体格的にも新日本側が圧倒的に上回っていた。
「だからボクはまず、安田(忠夫)さんにマスクをつかまれてズラされて、視界を遮られた上でボコボコにいかれて、そのままマスクを取られちゃったんですよ。そうしたら佐山先生が来てくれて、『お前は捌けろ!』って言うわけです。それでマスクマンが素顔で乱闘するわけにいかないので、ボクは場外に捌けたんです。あとUFO側は、ボクもその日に会ったばかりのよくわからないセコンド(順道会館勢)が数人いて。彼らが役に立つかと言えば立たなくて、村上選手だけがああいうふうになっちゃって。村上選手は結局、救急車で搬送ですよ」
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乱闘の最中、村上はとっさに柔道の投げ技で安田忠夫を投げたが、敵が大勢いる中でマットに横になったことで、十数人の新日本のレスラーに何度も顔面や身体を踏みつけられ、蹴られてそのまま失神。リング上でいびきをかきはじめる危険な状態となり、救急車で緊急搬送されたのだ。
“1・4事変”の翌年に参戦オファーが届いたが…
幸い村上は意識を取り戻し大事には至らなかったが、一歩間違えたら取り返しのつかない事態になっていた。1・4事変は小川の暴走だけでなく、試合後の乱闘もまたマット界に暗い影を落とすこととなる。

