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「じつはオオタニに電撃トレードの可能性があった」“消えた”レイズ大谷翔平…“暗黒期”エンゼルスが失敗した再建プラン「球団オーナーのNOで破談になった」
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生島淳Jun Ikushima
photograph byGetty Images
posted2026/05/30 06:30
ドジャース大谷翔平(31歳)。2023年ドジャース移籍を決める半年前に、電撃トレードの可能性があった
その結果、パドレスはターゲットを大谷からソトへ切り替え、ナショナルズとのトレードをまとめたのである。モレノの「NO」は、いろいろな球団の歴史を変えてしまった。
話がまとまっていたとしたら、大谷とダルビッシュ有がチームメイトとしてドジャースを倒しにいっていた……というストーリーが生まれていたかもしれない。2023年のパドレスはポストシーズン進出を逃しているが、大谷がいれば様相は変わったに違いない。
大谷自身も、2023年にFAの権利を獲得した時点で、パドレスとドジャース、大いに迷ったのではないか。
「ひとり負け」の悲しいエンゼルス
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それにしても、「ひとり負け」しているのはエンゼルスだ。
2022年、2023年ともにエンゼルスは73勝89敗に終わり、FAでドジャースに去った大谷の埋め合わせで、エンゼルスが得たのは2024年のドラフト74位指名だけだった。
今季のエンゼルスも悲惨だ。5月29日現在、22勝35敗でアメリカン・リーグ西地区の最下位。とにかく上がり目が感じられないし、未来の可能性も見えてこない。
つまり、メジャーリーグでは経営陣の判断によって成績、結果、そして歴史は変わるのだ。
エンゼルスのオーナー、アート・モレノは大谷翔平を絶対に手放したくなかったのだろう。結果として、優勝する望みもなかったのに、大谷を手元に置いてしまったことで、球団の未来を犠牲にしてしまった。
モレノの「NO」は、エンジェルスの黒歴史そのものだ。
それにしても、大谷が最終的にFAでドジャースに来ることになったとしても、パドレスやレイズのユニフォームを着ていたら、それはそれで面白かっただろうな。

