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どうなる? 後半戦の中東開催。揺れる日程と経済的損失の天秤。
posted2026/06/04 09:00
サウジアラビアGPは開催にこぎつけられるのか(写真は昨年)
text by

尾張正博Masahiro Owari
photograph by
JIJI PRESS
ヨーロッパラウンドを目前に控えたこの時期になっても、今シーズンの日程が定まらない異常事態だ。'26年のF1は全24戦で行われることになっていた。しかし、2月のイスラエルおよびアメリカによるイラン攻撃によって中東情勢が悪化。ホルムズ海峡が事実上封鎖され、物資の海上輸送にも影響が出たため、4月に予定されていたバーレーンGPとサウジアラビアGPの中東2連戦が中止となった。これにより、マイアミGPは2戦繰り上がって第4戦となり、それ以降も同様に2戦ずつ繰り上がり、現状では全22戦になっている。
ところが、ここにきてそのスケジュールが再調整されようとしている。理由は4月中の開催を断念したサウジアラビアGPが、シーズン後半戦での復活を望んでいるからだ。F1側にとっても、それは望むところ。というのも、サウジアラビアは年間約1億ドル(約156億円)ともいわれる最も高額な開催権料を支払っているからだ。開催権料は各チームへの分配金の原資となるため、同GPの有無はチームの死活問題でもある。
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