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今村聖奈22歳“ジュウリョクピエロへの信頼”が生んだオークス制覇の神騎乗…「女子は風紀を乱す」“日本で最初の女性騎手から90年”歴史が動いた瞬間
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島田明宏Akihiro Shimada
photograph byJIJI PRESS
posted2026/05/25 17:02
ジュウリョクピエロを樫の女王に導いた今村聖奈(22歳)。JRA所属の女性騎手として初となるGI制覇をクラシックで成し遂げた
“日本で最初の女性騎手から90年”歴史が動いた
1936年、斉藤澄子が騎手免許を取得し、日本で最初の女性騎手となった。しかし、「女子は風紀を乱す」とされ、実戦で騎乗する機会は与えられなかった。
それから60年後の1996年、細江純子、牧原由貴子、田村真来がJRA初の女性騎手としてデビューした。
そして2025年、レイチェル・キングがコスタノヴァでフェブラリーステークスを勝ち、女性騎手によるJRA平地GI初制覇をなし遂げた。キングはオーストラリアで複数のGIを勝ち、日本でも短期免許で来日するたびに良質な騎乗依頼を集めている。
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髪を短く刈り、胸をさらしで押しつぶすなど男装して修業した斉藤澄子が、時代の壁に夢を阻まれてから90年。
ついに、男性騎手と同じ条件で、女性騎手が格式あるクラシックを勝つ時代が来た。
「歴史が変わった」と表現しても、大げさではない。
今村にとって、これが重賞2勝目。
勝利騎手インタビューで「競馬学校の試験のときから『歴史に名を刻めるようなジョッキーになりたい』と言っていました」と話していたが、本人も、オークスを勝っただけで名を刻んだとは思っていないだろう。
前出のキングは、「女性だから」と特別視されるレベルを超え、男性騎手と同列に評価されている。今村も、ひとりのトップジョッキーとして語られるところまで実績を重ねてこそ、本当の意味で歴史に名を刻むことになるのだろう。
なお、ジュウリョクピエロは登録している凱旋門賞も視野に入れているという。

