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西谷誠「人知れず終えた最終騎乗。模索する引退騎手の新たな道」

posted2026/06/26 09:00

 
西谷誠「人知れず終えた最終騎乗。模索する引退騎手の新たな道」<Number Web> photograph by SANKEI SHIMBUN

text by

片山良三

片山良三Ryozo Katayama

PROFILE

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SANKEI SHIMBUN

 最後の騎乗は周りの人たちはおろか、本人さえも意識することなく終わった。2月14日の小倉ジャンプS、西谷誠は松永幹夫厩舎のレッドファーロに騎乗して7着でレースを終えた。

 レッドファーロは、1月11日の京都の障害未勝利戦で勝った馬で、西谷にとってそれが記念すべき障害200勝目となった。過去に熊沢重文、星野忍、嘉堂信雄、田中剛の4人しか到達していないレジェンドたちの領域に名を連ねたこのとき、西谷はすでに31年務め上げた騎手生活に区切りをつける決意を固めていたという。

「この身長(公称174cm、背骨を骨折する前には178cmあったという)ですから、体重の維持は本当に大変でした。競馬学校に入学した時点では160cmで、それでも同期で断然高かったんですが、在学中の3年間でさらに伸びてしまったんです。ルーキー時代からいままで、まともにご飯を食べられたのは競馬終わりの日曜の晩御飯と月曜、火曜まで。水曜以降はほぼ水だけで我慢していました」

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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