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根尾昂(26歳)のリアルな評判「甲子園優勝のスターでしょ? 大変だな…」中日ドラフト1位→プロ8年目で初勝利…上林誠知ら同僚・コーチが証言
posted2026/05/21 06:02
プロ8年目の中日・根尾昂。同僚・コーチが明かす素顔とは
text by

長尾隆広Takahiro Nagao
photograph by
JIJI PRESS
ウインドブレーカー姿が物語る、まだ肌寒い4月初旬。画面越しだったが、右手に握った白球がやけに輝いて見えた。中日ドラゴンズ・根尾昂投手(26歳)がプロ8年目で初勝利を挙げた。
もがき苦しんで…初勝利の意味
4月8日のDeNA戦(横浜)で同点の延長10回に登板し無失点。直後に味方が2点を勝ち越し、投手転向5年目で待望の白星が転がり込んだ。敵地にも関わらず温かい拍手で迎えられたヒーローインタビューでは、「いつか来るとは思っていた。みんなが(勝ち星を)つけてくれて最高の気分です」と噛み締めた。紆余曲折の末に掴み取ったと言っていい。もがき苦しんだ8年間がウイニングボールにぎゅっと詰め込まれている。
少年時代から「飛騨の神童」と呼ばれ、大阪桐蔭高ではロッテ・藤原恭大、巨人・横川凱らとともに甲子園で春夏連覇も経験し、その名を轟かせた。その後ドラフトでは4球団競合の末、鳴り物入りで中日に入団。しかしプロの壁に跳ね返され、ファンもそして根尾自身も思い描いたような結果がキャリア序盤では得られなかった。そして、2022年シーズン途中で投手へ転向。2025年までシチュエーション問わず34試合に登板したが、確立したポジションを掴むまでには至っていなかった。
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高橋宏斗、金丸夢斗、中西聖輝らイキのいい若手投手の突き上げがある一方、今はリリーフで必死に居場所を確保しようと腕を振り続けている。根尾が手にした1勝にはどんな意味があるのか。そして、根尾と関わり合ってきた選手、コーチはどんな思いで見届けたのか。
コーチ・選手が続々証言…
球団広報時代の2019年から根尾と接し、2025年からは指導者と選手の間柄となった小林正人・二軍投手コーチ(45歳)は根尾のある変化を口にした。


