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「“W杯絶望”報道は本当か」ブライトン三笘薫の左足肉離れ…目の前で撮影していた現地カメラマンが証言「太もも裏の上部。軽傷ではないだろう」 

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田嶋コウスケ

田嶋コウスケKosuke Tajima

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posted2026/05/14 17:40

「“W杯絶望”報道は本当か」ブライトン三笘薫の左足肉離れ…目の前で撮影していた現地カメラマンが証言「太もも裏の上部。軽傷ではないだろう」<Number Web> photograph by AFLO

5月9日ウルブス戦。後半10分、ピッチに倒れ込んだ三笘薫

 接触プレーのないところでの負傷。顔をゆがめ、両手で顔を覆う姿。その数は数十枚に及んだ。拡大写真を見るたびに、胸が痛んだ。

「痛めた箇所は左足太もも裏の上部。軽傷ではなさそうだ」

 私と彼の意見は一致した。

暗い表情のクラブ広報部長「診察結果を待とう」

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 クラブ広報にも話を聞いてみようと思った。

 ミックスゾーンにいると、広報部長が姿を見せた。目が合うと、非常に暗い表情でこちらに向かってくる。

「診察結果を待とう。ポジティブでいよう」

 それだけ言い残し、足早に去っていった。

 今度は別の広報スタッフがやって来た。こわばった表情で、「カオルの取材対応はありません」と伝え、その場を後にした。

 しばらくして、ヒュルツェラー監督の試合後会見が始まった。三笘の状態について質問が飛ぶと、指揮官は次のように答えた。

「精密検査で詳細が分かる。見た感じでは良くないが、私はポジティブな人間だ。前向きに考えている。故障箇所? ハムストリング(太もも裏)であるのは間違いない。検査結果を待ちたい」

今季2度あった左足首のケガ

 振り返れば、今季の三笘は怪我に苦しんできた。

 昨年9月27日のチェルシー戦では、試合中に左足首を負傷。打撲との診断だったが、回復は想定より長引き、約2カ月半にわたって離脱した。

 復帰後、試合を重ねる度に調子は上向いていった。だが、3月4日のアーセナル戦で再び左足首を痛める。このときは軽傷で、2週間後には戦列復帰を果たした。

 そこから少しずつコンディションを上げていき、日本代表でのイングランド戦(3月31日)では決勝点をマーク。ブライトンでも、4月18日のトッテナム戦で鮮やかなボレーシュートを叩き込んだ。このゴールはプレミアリーグと英BBC放送の月間最優秀ゴールに選ばれ、好調ぶりを裏付けるものとなった。

 自身のコンディションについて、三笘は「もうちょっと上げられると思う」(4月21日・チェルシー戦)、「徐々に上がってます」(5月2日・ニューカッスル戦)と語っていた。コンディションが着実に上向いていた中での、今回の怪我だった。

ファンも記者も「本当に残念だ…」

 ここで、日本のサッカーファンに、ブライトンのサポーターやスタッフのリアクションを伝えておきたい。

【次ページ】 ファンも記者も「本当に残念だ…」

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