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久保建英ベンチスタートに「ブ然とした表情」も…三笘薫や鈴木唯人らケガ人続出日本代表の中で出場機会を重ねているのは光明か〈カメラマンの視点〉
posted2026/05/12 17:01
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中島大介Daisuke Nakashima
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Daisuke Nakashima
5月4日、現地月曜日開催となったラ・リーガ34節セビージャ対レアル・ソシエダ戦の現地撮影取材を行うため、スペイン南部アンダルシア州のセビージャに向かった。
セビージャ戦でまさかのベンチスタート
日本代表MF久保建英の所属するソシエダにとっては、来季チャンピオンズリーグ出場権を得るために、降格圏に沈む古豪から勝ち点3をしっかり積み上げたい試合だったが……ソシエダは、後半から出場の37歳アレクシスのゴールにより0-1の敗戦を喫してしまった。
国王杯を優勝したソシエダには、リーガの順位に関わらず来季EL出場権が与えられているため、残す目標は5位にも与えられる可能性があるCL出場権獲得だった。しかし今節の結果により、9位ソシエダと5位ベティスとの差は10ポイント。続く週末のべティス戦でも2−2の引き分けに終わり、残り3節で来季CL出場権獲得の可能性は消滅した。
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この試合の大きなサプライズとなったのが、久保のベンチスタートだった。怪我による長期離脱を強いられていた久保だったが、31節の復帰以降順調にプレータイムを伸ばしていた。前節より十分な調整期間があり、また今季加入から好調を維持しポジションを争うこともあるゲデスが招集外だったことも含め、“久保ベンチスタート”の情報が入ると日本メディアだけでなく現地メディアでもサプライズの報道があった。
試合前、憮然とした表情を浮かべていた
21時のキックオフ30分ほど前にサンチェス・ピスファンのピッチへ姿を現したソシエダメンバーは、一堂に集まりウォーミングアップを始めた。その中の久保からは、いつも通りの表情、気配が感じられ、ウェズレイと1対1の勝負をしながら戯れあうような姿もあった。
この際気になったのが、徐々に集まり始めたセビージャファンの多くがトイレットペーパーを持ち運んでいたこと。中には一人で3、4個も手にするものもいた。
一度控え室へ戻った選手たちが改めてセビージャのイムノ(応援歌)の流れるスタジアムへ入場してくる。セビージャのイムノにはフラメンコのリズムが組み込まれ、観客総立ちでアカペラで歌われるそれは、個人的にはヨーロッパで一番と言ってもイイ熱狂的な雰囲気を作り出す。リーガ好き、欧州サッカー好きには一度は体験してもらいたい。




