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「僕ら世代のスターの井岡に限って…」同じ37歳現役の元世界王者が案じる井岡一翔の“ミス”と“今後”「彼は僕みたいにすぐ『引退』とは言わない(笑)」 

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杉園昌之

杉園昌之Masayuki Sugizono

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photograph byHiroaki Finito Yamaguchi

posted2026/05/11 06:02

「僕ら世代のスターの井岡に限って…」同じ37歳現役の元世界王者が案じる井岡一翔の“ミス”と“今後”「彼は僕みたいにすぐ『引退』とは言わない(笑)」<Number Web> photograph by Hiroaki Finito Yamaguchi

同世代の元世界王者、小國は井岡の戦いぶりに首をかしげたという

 今後の進退についても、まだ明らかにはしていない。20年以上前から井岡を知る小國は、負けただけでは引退する理由にならないという。ただ、リングの中で予想外の実力差を感じていれば、グローブを吊るす選択肢もあるかもしれない。

彼は僕みたいにすぐ引退、とは言わないから

「辞めるにしても、続けるにしても、考え抜いた結果だと思います。僕みたいに負けたあと、すぐに『引退する』とは言わないから(笑)」

 井岡世代の37歳もキャリアの終盤を迎えている。過去に2度、引退を撤回し、再起してきた自身の話になると、ユーモアあふれる小國節が全開になる。

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「井岡でも無理なんやったら、難しいかな、と思ってしまうけど、拓真はスーパーチャンピオン。強すぎた。僕はそれほど強くない相手を探せば、何とかなるかもしれません。そこは見極めていきたい」

 5月2日のメインカードも目を凝らして、勝敗の行方を追った。スーパーバンタム級で2017年以来となる世界王者への返り咲きを狙う小國は、現実をしっかり見ていた。

〈つづく/尚弥vs.中谷編を読む

#2に続く
「井上尚弥君と中谷潤人君の動向で世界戦のチャンスが変わる」“タパレスに勝った男”の意外な視点「井上君という嵐が過ぎるのを待ってます(笑)」

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