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西田凌佑の本音「井上尚弥選手と戦いたい」もし実現したら? 武市トレーナーの見解「西田でも中谷潤人でも圧倒的不利…なら思い切ってやればええやん」
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渋谷淳Jun Shibuya
photograph byTakuya Sugiyama
posted2026/04/27 11:13
フェザー級への転向を示唆している井上尚弥。西田凌佑との対戦が実現することはあるのか
「短く、濃いキャリアを」西田凌佑のこれから
──今後も強い選手と試合をしていきたいと考えていますか?
西田 そうですね、「勝って当たり前」みたいな選手に負けたら立ち直れないんじゃないかと思うし、強い選手とやったほうが自分も成長できます。だから今まで強い選手とやらせてもらって、いいキャリアを積めているのかなと思います。(ボクシング人生は)短く、濃くいきたいです。
──今後、より成長するために何が必要だと感じていますか?
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西田 やっぱどこかでKOはしたいとは思ってます。ただ、パワータイプではないので、自分のスタイル的には、少しずつ削って、しっかりディフェンスして、倒す。カウンターでも倒したいという気持ちがあります。
──2月の試合はタフなメキシカンを少しずつ削っているように見えました。
西田 パンチは当てているんですけど、ちょっと急所に当たっていないことが多かったと思います。だからしっかり急所に当てる。パンチの的確性の部分ですね。これからパワーがすごく上がるということはないと思うので、そういった細かいところを磨いていきたいです。
──パンチの精度が上がると、たとえ一発で倒せなくても、中盤から終盤のストップ勝ちが増えていくかもしれません。
西田 スタミナもさらにつけたいです。スタミナはあるほうだと思っていたんですけど、エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)戦でダウンを取ったとき、いこうと思ったけどスタミナが切れてしまった。2月の試合もちょっとスタミナが切れた部分がありました。インターバルでコーナーに戻れば大丈夫なんですけど、スパートをかけたときにちょっと息が切れた。だからスタミナもKOと関係があると思っています。
──まだまだ伸びる余地がありますね。
西田 そう思っています。足りない部分をしっかり補って、まずはスーパーバンタム級で世界チャンピオンになって2階級制覇したいです。前回WBCのベルトを獲れなかったので、WBCのベルトもいつかは獲りたいと思っています。

