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34歳松山英樹「50歳まで勝つチャンスある」マスターズ15回目で“ワースト記録”も2度目の制覇へ夢語る「オーガスタは飛距離だけでも精度だけでもない」
posted2026/04/24 06:00
松山英樹にとって15回目の出場となった今年のマスターズは、通算5アンダーの12位に終わった
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桂川洋一Yoichi Katsuragawa
photograph by
Maddie Meyer/Getty Images
「ここ20年の優勝者の平均年齢は32歳。今年の大会を32歳で迎えることについてどう感じますか?」
マスターズの開幕2日前、公式会見で飛んだ質問にブライソン・デシャンボーは「素晴らしい話ですね。そういった統計が自分にも良い方向に働けばいい。とはいえ、あまり考えすぎず、自分がやるべきことに集中したい」と答えた。
実際のところは、1934年に始まった大会史における全優勝者の平均年齢も32歳である。2026年大会の直前までは32.067歳。36歳になったロリー・マキロイが昨年に続き優勝したことで32.111歳になった。
いまだ破られないタイガー・ウッズの記録
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57人のマスターズチャンピオンが生まれた全90回の開催で、最も若くして勝ったのは言わずと知れたタイガー・ウッズである。1997年に21歳104日の最年少記録は若年化が進む昨今においても破られていない。2015年、ジョーダン・スピースの21歳259日が最も近い。
逆に最年長記録として40年に渡って守られているのがジャック・ニクラスの46歳82日。1986年に大会最多の通算6勝目を挙げた。次点がこれまた2019年に5勝目を挙げたウッズの43歳105日。ちなみに、ニクラスは1963年に23歳76日で初優勝し、年少記録でウッズ、スピース、セベ・バレステロスに次ぐ4番目の数字を残している。2人のレジェンドがマスターズで活躍した期間は誰よりも長く、切っても切り離せない関係にある。

