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バスケ河村勇輝“魔法のパス”なぜ生まれる?「その夜に動画を作ってユウキに送った」NBAブルズ同僚が明かした河村の“驚くべき日常”
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宮地陽子Yoko Miyaji
photograph byAP/AFLO
posted2026/04/23 11:01
NBA2年目のシーズンを終えた河村勇輝
ツーウェイ契約のために、GリーグとNBAの両方のチームでプレーし、しかも、シーズン途中にはトレードなどで選手も多く入れ替わった。そのたびに、チームメイトたちの得意なプレーを聞き、すべて頭に入れておく。そして、試合でプレーする中でそういったデータを使って、瞬間の判断でパスを出す。簡単なことではないが、それがポイントガードとしての経験値であり、バスケIQの高さだ。
「ポイントガードをずっとやってきて、この選手はこのタイミングで出すほうがいいとか、この選手はある程度タフな(難しい)パスをしても取ってくれるとか、逆にこの選手はノールックパスは取れないとか。バウンドパスのほうが取ってくれるとか、ロブパスがいいとか、出す相手によってパスは変えてます」
「ルイさんのすごさを改めて感じています」
努力するのはコート上のことだけではない。シカゴ・ブルズの番記者たちは、口々に河村の英語が去年秋のトレーニングキャンプの頃と比べて格段と上達したことに感嘆していた。
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それを河村に伝えると「いや、まだ全然ですよ」と謙遜したうえで、こう続けた。
「聞き取りはだいぶできるようになってきて、特にチーム内のコミュニケーション、試合の中でのコミュニケーションっていうのはもうほぼ問題なくなりました」
今の問題は、メディア相手のインタビューなのだという。
「硬いインタビューになると自分も緊張しちゃうんで。チームメイトと話すような言葉じゃなくて、ちゃんとした言葉でしゃべらないといけないっていうところも相まって、今もまだインタビューは大変だと思うことがあります。ルイさん(ロサンゼルス・レイカーズ所属の八村塁)のすごさを改めて感じています」

