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バスケ河村勇輝“魔法のパス”なぜ生まれる?「その夜に動画を作ってユウキに送った」NBAブルズ同僚が明かした河村の“驚くべき日常”
text by

宮地陽子Yoko Miyaji
photograph byAP/AFLO
posted2026/04/23 11:01
NBA2年目のシーズンを終えた河村勇輝
シーズンは2日後の1試合を残すのみとなっていたが、シーズン終了が近いからといって手を抜くことはない。残り1試合であっても、その試合に出るかどうかわからなくても、常に最大の準備をして備える。それが、いつでも変わらぬ河村の姿勢だ。
一見、簡単にやっているように見えることでも、その裏には努力がある。
河村のトレードマークのプレーでもある魔法のようなパスも、そのひとつだ。一見、その場の直感で出しているように見えるが、あらかじめチームメイトたちに得意なプレーを尋ね、プレー動画を研究し、どんなパスを出せばいいかを考えたうえでの、頭脳プレーだ。
「その夜に動画を作って彼に送った」
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今シーズン、GリーグとNBAで河村のチームメイトだったマック・マクラングは、1月に河村が血栓から回復してチームに合流した直後のサンディエゴへの遠征中のフライトで、河村と話したことを振り返った。
「いっしょにプレーするときのために、僕の(得意な)プレーについて色々と聞かれ、話したんだ。そこで、その夜に動画を作って彼に送った。彼といっしょにプレーするのは本当に楽しい」とマクラング。
そうやって得意なプレーを聞いたチームメイトはマクラングだけではなかったと、河村は言う。
「何がしたいのか、どのタイミングでボールが欲しいのかは、他の選手とも話すようにしてます。ビッグマンもそうですし、自分がいっしょに試合に出る(ガードの)コリン・セクストンや、ロブ・ディリングハムとは、彼らが欲しいタイミングでボールを預けられるように、どういうパスが欲しいのかといったことを話したりしています」


