テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
大谷翔平の愛される日常「ワンチャン、ゲンキ?」LA紙ドジャース番記者が…フリーマン愛息は“憧れすぎで逃亡→幸せ写真”「ショウヘイ、僕も幸せだ」
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柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph byNanae Suzuki
posted2026/04/14 06:00
2024年シーズンを前にしたキャンプでの大谷翔平。盟友フリーマンらの息子が“憧れていた”
囲みなどの取材対応はなかったが、練習後に米メディアの直撃取材を受けた大谷は「(ライブBPは)予定になかった。来週(行う)」と明かした。この年と同じように右肘の手術明けだった19年はこの時期はまだティー打撃さえ再開しておらず屋外フリー打撃再開は3月27日。3月20日の韓国での開幕戦出場を見据え、例年より早い調整ペースとなっていた。
「ワンチャン、ゲンキ?」「イツモ?」
本来は取材対応がなかった大谷への“直撃取材”に成功したのは、地元紙『オレンジカウンティ・レジスター』のドジャース担当のビル・プランケット記者だった。
午後1時。帰宅のためにクラブハウスを出た大谷とすれ違いざまに「ワンチャン、ゲンキ?」と日本語で質問。驚いた表情で立ち止まった大谷は「My dog is OK.(愛犬は元気)」と笑顔で返答。続けざまに英語でライブBPに参加しなかった理由や参加時期を問うと「Neverplanned. Next week.(予定されていなかった。来週参加する)」と返ってきた。
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プランケット記者は野球記者歴22年の大ベテランで、これまでドジャースだけでなくエンゼルス担当も歴任。野茂英雄、松井秀喜ら数多くの日本選手と日本メディアと接してきた経験から、簡単なあいさつや気候、気温に関する日本語を操る。「サムイ」「アツイ」「ムシアツイ」「アメフッテル」などレパートリーは30以上に上る。
初めてのフリー打撃後にも「これから毎日、屋外で打つ?」と英語で質問した後に「イツモ?」と日本語で畳みかけて大谷の笑いを誘った。最近のお気に入りの日本語は、なぜか「ジカンノムダ」。大谷との日本語でのコミカルなやりとりが、ドジャースの取材現場で定着するかもしれない。
フリーマン長男に大谷が「How are you?」…でも
《2024年2月17日》
午前9時過ぎのクラブハウス。フリーマンの7歳の長男チャーリー君と中継ぎ右腕ジョー・ケリーの長男ノックス君が、ロッカールームで着替える大谷を遠巻きに見つめていた。

