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「ピッチクロック、NPBは“すでに”4年遅れだよ」元WBC投手コーチ・武田一浩が苦言…NPBへの警鐘「WBCで“ボールが滑る”を言い訳にしない」
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遠藤修哉Naoya Endo
photograph byKYODO
posted2026/03/29 11:01
ベネズエラ戦9回、ベンチから厳しい表情で試合を見つめる井端弘和監督と大谷翔平
「『ボールが滑る』『マウンドが違う』『間が使えない』……国際大会で負けるたびに、そういう言い訳が出てくる。でも、それらは全て“準備不足”に過ぎない。世界で勝ちたいなら、普段から世界基準で戦う意識を持たなければならない。日本野球の“ガラパゴス化”を、我々はもっと真剣に危惧すべきだよ」
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Netflixが巨額の放映権を獲得したことでも明らかなように、WBCは商業的にも大きな成功を収め、今後ますますその規模と権威を増していくだろう。その巨大な潮流に乗り遅れることなく、日本球界も変わっていかなければならない。
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「今回のWBCで、日本は追われる立場だと、どこかにおごりがあったのかもしれないね。我々は常にチャレンジャーなんだよ。パワーでは劣るかもしれない。でも、それを補う技術と緻密さがある。もう一度、自分たちの野球の原点に立ち返り、世界に挑む姿勢を取り戻さなければならない」
WBC、ひいては世界の野球は進化を続けている。その進化に、日本野球は果たして追いついていけるのだろうか。その答えは、これからの日本球界全体の取り組みにかかっている。
<全4回/初回から読む>
#4
「ピッチクロック、NPBは“すでに”4年遅れだよ」元WBC投手コーチ・武田一浩が苦言…NPBへの警鐘「WBCで“ボールが滑る”を言い訳にしない」
#3
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#2
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#1
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