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ヌートバーが侍ジャパン“戦犯探し”に苦言「負けた時は誰かが批判を受けるが…」愛する日本代表を率いた井端監督へ「またチャンスが与えられてほしい」
posted2026/03/28 11:04
リハビリに励む中、現地で見届けた侍ジャパンのWBCを振り返ったラーズ・ヌートバー(28歳)
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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Getty Images
「たっちゃんがいれば」
準々決勝で敗れた侍ジャパンを見て、そう感じたファンも多かったに違いない。
日本名・タツジことラーズ・ヌートバーは、両足かかとの手術でプレーこそ叶わなかったが、Netflixのゲスト解説として大会に関わった。復帰に向けてフロリダ州ジュピターの球団施設でリハビリを続けているヌートバーに、日本の敗退と大会後の"批判騒動"について聞いた。
侍ジャパンへの批判
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日本が敗れた準々決勝を解説席から見届けたヌートバーは、敗因をこう分析する。「ショウヘイ(大谷翔平)が故障明けで登板できなかったことや、ダルビッシュ(有)もケガで投げられなかったのも大きかった」としつつも、「それら以上に今回はベネズエラが本当に素晴らしいベースボールをしたことを讃えるべきだ」と語った。1次リーグでドミニカ共和国に敗れた後に結束を固め、日本・アメリカを連破したベネズエラへの敬意の念は率直だった。
ヌートバーが残念そうな声のトーンを隠さなかったのは、大会後に巻き起こった“戦犯探し”に話が及んだ時だ。特に井端弘和監督への批判について、「チームが勝てば称賛されるが、負ければ責任を問われる。監督が複数の役割を同時にこなすのは簡単じゃない」と同情的に語った。そのうえで「批判を受けるという覚悟はしていただろう。ただ、それが正当かどうかは別の話だと思う」と静かに言い添えた。
侍ジャパンの選手たちを「彼ら」ではなく「私たち」と呼ぶヌートバーは、批判を受けた人々の今後をこう願う。
「チームスポーツだし、結果的にすごくいいチームと当たっただけで、誰か一人の責任ではない。批判された人たちにも、またチャンスが与えられてほしい」
日米両方の心を持つ思慮深い言葉や、敗退直後に唯一メッセージを送ったという選手との秘話も本編で詳しく描かれている。
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
