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「日本一速い40歳」上野裕一郎はどうしてここまで走れる? 年齢別記録更新の先に目指すもの「身体が動くうちは自己ベストを狙う」

posted2026/03/30 06:02

 
「日本一速い40歳」上野裕一郎はどうしてここまで走れる? 年齢別記録更新の先に目指すもの「身体が動くうちは自己ベストを狙う」<Number Web> photograph by AFLO

40歳の今季もニューイヤー駅伝に登場した上野裕一郎

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佐藤俊

佐藤俊Shun Sato

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40歳の今も驚異の走りを見せる上野裕一郎。「日本一速い40歳」が今目指すもの、そして日本選手権や駅伝への思いを明かした。〈全3回の3回目/はじめから読む

 昨年11月30日に行われた、日体大記録会の5000m。40歳の上野裕一郎は13分32秒12をマークした。

 シーズンベスト、35歳以上の5000m日本記録になる素晴らしい記録にSNS上では「モンスター!」「半端ない!」「上野復活!!」など驚きと称賛の声が上がった。

 2024年1月にひらまつ病院に加入して以来、約2年弱。年齢を重ねるなか、自己ベスト(13分21秒49)すらボンヤリと見えてきた“日本一速い40歳”は、どのようにして走れるように自分を組み立てていったのだろうか。

なぜ40にしてここまで走れるのか

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「あの記録を出せたのは、大学の監督をやりながらも競技を続け、今もその延長線上にあるのですが、ひらまつ病院から走る環境をいただいたことが大きいですね。ここでは40歳という年齢ではなく、結果を見て判断してもらっているので、すごくがんばりがいがあります。

 それと昨年、日本選手権の5000mに出る予定だったんですけど、肉離れを起こしてしまって走ることができなかったんです。それが悔しくて。もう1回タイムを出さないと日本選手権に出られないので、それが自分のなかでは大きなモチベーションになっていました」

 2026年日本選手権の5000mの参加標準記録は13分36秒で、昨年よりも2秒速い。ターゲットナンバー(出場できる上限の人数)は設定されず、予選、決勝とつづいてトータルで2本を走ることになっている。その場に立つためには参加標準記録を突破しなければならないので、まずは走れる体作りをしていった。

【次ページ】 若いころより足の使い方がうまくなった

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