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「こんなこと源田にしかできないだろ!」“代表引退”西武・源田壮亮、井端監督がWBC練習中に絶賛した「異次元の準備」とは…「源田は精神安定剤」と監督は漏らした
posted2026/03/23 17:05
ベネズエラ戦で同点のホームを踏む西武・源田壮亮(33歳)
text by

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Nanae Suzuki
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今大会の侍ジャパンで、戦前の予想を覆す活躍を見せたのが源田壮亮内野手だった。10打数5安打、打率5割という成績は大谷翔平選手をも凌ぐもの。しかしその真価は、数字の奥にあった。
昨シーズンの先発出場は過去最低の91試合、打率.209というワースト成績を残していた源田の選出には、懐疑的な声も少なくなかった。それでも井端弘和監督は代表選考の理由をこう語っている。
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「守備は日本でも間違いなくトップだと思う。しぶとい打撃も期待している。彼のところに(打球が)飛んだら安心というのは投手を含めて大事なので」
内野のレギュラーは村上宗隆、牧秀悟、岡本和真と強打者が揃う。しかし守備力が高いと言えるのは岡本だけで、特に村上の一塁守備には不安要素が多かった。だからこそ指揮官にとって源田の存在は、打撃を度外視しても絶対に外せないものだった。
「源田は精神安定剤」
井端監督は周囲にそう話していたという。
「全投手のセットポジションを把握」
宮崎合宿中、非公開の投内連携練習でのことだ。金子誠ヘッドコーチがその場面を明かす。
「源田は全投手のセットポジションの動き出しを最初から把握していたんです。先発だけでなく、リリーフも含めて全員ですよ。だから(二塁ベースに)瞬時に絶妙なタイミングで入ることができる。あれには監督も僕も本当にびっくりしました。こんなこと源田にしかできないだろ!って。本当に凄いんです彼は」
入団2年目から7年連続ゴールデン・グラブ賞を誇る源田の守備は、打球処理だけではない。全投手の動き出しを頭に叩き込んでいるという徹底した準備が、あの“絶妙なタイミング”を生み出していた。自身も遊撃手として7度同賞を受賞した井端監督を、心底仰天させた一幕だった。
その源田の陰で、不本意な思いを味わった選手がいた。「井端監督が最後まで選考を迷った」(関係者)という若手内野手の実情は、本編でさらに詳しく描かれている。
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
