- #1
- #2
侍ジャパンPRESSBACK NUMBER
代表関係者証言「小園海斗を選ぶか、かなり迷ったと聞いた」“WBC1試合のみ”見えなかった小園の役割…井端監督が周囲に漏らした「源田は精神安定剤」
posted2026/03/18 11:24
試合前練習で話をする小園海斗(25歳)と源田壮亮(33歳)
text by

佐藤春佳Haruka Sato
photograph by
Sankei Shimbun
◆
今大会の侍ジャパンで、戦前の予想を覆す活躍を見せたのが33歳の源田壮亮内野手だった。1次ラウンド、準々決勝と5試合のうち4試合に先発フル出場。武器の守備力だけではなく、打撃は10打数5安打で大谷翔平選手をも凌ぐ打率5割の成績を残した。
今年1月16日、WBCに向けた代表発表の第2弾にその名前があった時には、その活躍に懐疑的な声も多かった。球界ナンバーワンの守備の名手といえども、昨シーズンの先発出場は過去最低の91試合で、打率.209はワースト。所属する西武では、小柄ながら攻守に器用なプレーを見せる22歳の滝澤夏央内野手が台頭していることもあり、その存在感も翳りを見せていた。
ADVERTISEMENT
「守備は日本でも間違いなくトップだと思う。しぶとい打撃も期待している。彼のところに(打球が)飛んだら安心というのは投手を含めて大事なので」
選考の理由を尋ねられた井端弘和監督が口にした言葉だ。
井端監督「源田は精神安定剤」
二遊間を中心としたセンターラインにおける守備の重要性は、一発勝負の国際大会では言わずもがな。しかし、ショートのポジションとしては昨シーズンのセ・リーグ首位打者(.309)である小園海斗内野手が選ばれている。前回大会の世界一メンバーだった源田は、経験値を買われて守備固めなどバックアップに回るだろうという見方もあった。ところが……。
蓋を開けてみれば、井端監督は中日との壮行試合、オリックス、阪神との強化試合の4試合全てで源田を先発起用。本大会に入ってもその信頼は揺らぐことがなかった。源田は初戦の台湾戦では3打数3安打と大活躍。韓国戦は5−5同点の7回に勝ち越しの契機を作るバントをきっちりと決め、守備でも平然と好プレーを連発してみせたのだ。
「源田は精神安定剤」
井端監督は周囲にそう話していたという。

