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[私とラン]大友康平「歌い続けるために」
text by

林田順子Junko Hayashida
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/03/21 11:01
大友さんがランを続けるモチベーションは
「よくウォーキングが推奨されているけれど、ちょっと辛いぐらいの負荷がないと効果的な有酸素運動にはならないって、この間ニュースで見たんです。ランニングも一緒で、歳を重ねたらある程度負荷をかけていかないと筋力は絶対に落ちるから。老化は膝からくるって言いますしね。アントニオ猪木さんが『元気があれば、なんでもできる、バカヤロウ!』って言ってて、ガキの頃は、何がバカヤロウだって思っていたけど(笑)、健康があればなんでもできるわけですよ。チャレンジもできるし、悩むこともできるし、悩みから立ち直るのも健康な体があるからこそ。例えばライブで声が出ない、失敗した、何やってんだと思い悩むこともあるけど、それだって生きているから、健康だから思い悩める。だから生きている人間は、その命をありがたく思って極限まで使っていかないと」
音楽活動に忙しい日々を送っている大友さんがランを続けるモチベーションはどこにあるのだろうか。
「当初は体形維持という目標設定や義務感があったけれど、今は仕事で1週間も走れないと、体からランを欲する信号が来るんですよ。ここまで行ったらめっけもん。人に言われて、押し付けられたもの、義務感があるものは誰も続けられないですよ。自分が自分で目覚めて、苦しくても楽しいと思える、これってすごくいいことですよね」
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一度20kmを走ってみたときは「死ぬ思いでした」と語る一方で「死ぬまでに一度はマラソンを走ってみたいという思いもある(笑)」と話す大友さんは、きっとこれからも走り続けるだろう。ロックンロールと同じように、苦しくても、格好つけながら。
大友康平Kohei Otomo
1956年生、宮城県出身。1976年HOUND DOGを結成し、1980年メジャーデビュー。『ff( フォルティシモ)』をはじめ、数々のヒット曲をリリース。音楽活動のほか、俳優として映画やドラマに出演するなど、幅広く活躍。
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