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「なんと早稲田大が“高校BIG3”を総獲り!」「高校No.2の即戦力が中央大に」箱根駅伝有力大学にやってくる有望ランナーを大調査!<一覧リスト付>
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佐藤俊Shun Sato
photograph byJIJI PRESS
posted2026/03/16 06:00
有力高校生の進路を大調査! 都大路で激走を見せた増子陽太(学法石川/左)や新妻遼己(西脇工/右)、本田桜二郎(鳥取城北/中央)が入学するのは……?
高校ランキング2位のスピードランナーを迎えた中央大
◆中央大
箱根駅伝では総合優勝を狙ったが、まさかの5位に終わった中央大。さらに戦力を拡充するべく、骨太のスカウティングに成功した。
まずは5000m高校ランキング2位の栗村凌(学法石川・13分34秒38)が中央大に進学する。増子とダブルエースとして活躍し、インターハイ5000m3位、都大路3区区間賞、都道府県対抗駅伝5区区間賞の実績を持つ。全中1500mでは2位に入るなど、もともとスピードに自信を持っているが、それをさらに強化することでレースペースで余裕が持てるようになり、結果につなげてきた。
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大学では5000m、10000mで五輪や世界陸上出場を目指しつつ、吉居大和・駿恭兄弟が抜けた駅伝でも、スピードランナーとして即戦力になっていくだろう。
台湾留学生、長野の強豪の主将も
簡子傑(仙台育英・13分48秒99)は、台湾からの留学生。5000mのタイムは台湾記録だ。都大路では、留学生区間の2区を4位で駆け、チームの準優勝に貢献した。まだまだ粗削りだが、腰高のフォームでスピードもあって、伸びる余地が大きな逸材。台湾代表として世界の舞台で戦うことを目標にしているが、中央大で磨かれていけば十分に実現可能だろう。ハーフの距離では未知数だが、スピードを活かす走りができれば、駅伝でも力を発揮してくれるはずだ。
酒井崇史(佐久長聖・13分55秒96)は、主将として都大路3連覇を目指したが、残念ながら10位、自身も1区19位に終わった。酒井の特徴は、佐久のロードで鍛えられた泥臭いながら最後まで食らいつく粘りのある走り。1つ上の先輩の濱口大和とともに中央大の主軸になっていくだろう。
門間蒼大(九州学院・13分57秒19)は、都大路優勝の父と準優勝の母を持つというサラブレッド。責任感が強く、リーダーシップを発揮してチームを牽引。都大路では1区17位で総合16位、都道府県駅伝は5区5位と好走した。慌てず、淡々と走れるマインドはロード向き。31年ぶりの箱根駅伝優勝に尽力してくれるはずだ。
都大路1区22位の松尾翼(飯塚・14分13秒28)は、常に前でレースを進めることを意識しており、積極的なレース展開が持ち味。強い気持ちを持った走りで、大学でも大好きな駅伝で力を発揮していくことになる。

