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「嫌な予感はしてた…」桜庭大世はなぜグスタボと“血まみれの殴り合い”を選んだのか?「親父を見てるよう」桜庭和志と重なった、目が離せない魅力 

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橋本宗洋

橋本宗洋Norihiro Hashimoto

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photograph byRIZIN FF Susumu Nagao

posted2026/03/10 17:22

「嫌な予感はしてた…」桜庭大世はなぜグスタボと“血まみれの殴り合い”を選んだのか?「親父を見てるよう」桜庭和志と重なった、目が離せない魅力<Number Web> photograph by RIZIN FF Susumu Nagao

『RIZIN.52』でルイス・グスタボに敗れた桜庭大世

桜庭が語った“父への思い”

 試合2日前のメディア合同インタビューでの言葉も記しておきたい。父がセコンドにつくかどうかという話題になった時だ。話題性の意味でもついてほしいのだが、返信がないんですと大世。「みなさんが思ってるより頑固親父ですからねぇ」と言う。「天邪鬼」で「ひねくれ者」で、セコンドについたとしてもセコンドとしての仕事はしないそうだ。

 それでも「心の安心材料にはなると思います」と大世は言った。

「僕は世界で一番強いのは桜庭和志だと思っているので」

 親の七光りだって美しいこともある。今回は親譲りの無鉄砲で損をしたかもしれないが、桜庭家の“坊っちゃん”も小説のように愛されるだろう。

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