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りくりゅうの“性格だけではない”相性の良さ「スケーティングが合う」「滑りが似ている」木原龍一と三浦璃来がペア結成当初から語ってきた“本当の強み”

posted2026/03/07 11:00

 
りくりゅうの“性格だけではない”相性の良さ「スケーティングが合う」「滑りが似ている」木原龍一と三浦璃来がペア結成当初から語ってきた“本当の強み”<Number Web> photograph by Kaoru Watanabe/JMPA

りくりゅうの「相性の良さ」は、性格だけでなく、スケート技術そのものにもあった

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松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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Kaoru Watanabe/JMPA

 ペア日本初の五輪表彰台を、金メダルという最高の結果で、三浦璃来・木原龍一は実現した。

 今日へとたどり着くまで、木原は機会あるごとに、三浦との「相性のよさ」を言葉にしてきた。それは「人と人」としての部分にはおさまらない。

 相性について尋ねられたとき、最初にこのような話をしたことがある。

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「1つめはスケーティングのタイプが似ていることです。1歩目の踏み出し、氷の滑りが似ていて、無理せずトップスピードに入れます。2つめは、とにかく2人ともスピードが好きで、スピードがなければ怖いというくらいなので合うのかな」

技の前にも“減速しない”スピード感

 ミラノ・コルティナ五輪の金メダルをもたらした背景にも、木原のあげたスケーティングにおける相性があった。

 あらためて大会を振り返れば、出場していた他のペアと比べて、三浦と木原がスピード感で抜きん出ていたのは明らかだった。そのスピードという特徴は、オリンピックに限らず、これまでの数々の大会でも見せてきた2人の武器だ。

 しかもスピードは、リフトなどの技に入る前も、あまり減速することがない。結果、演技全体を通じたスピード感と迫力を生み、途切れることのないプログラムを体現することができた。

【次ページ】 三浦も木原も語っていた「スケーティングが合う」

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