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青学大在学中の“異色のカットマン”「さっさと決めたい。粘るのは好きじゃない(笑)」小林りんごが貫く自分らしさ「個性まるだしの卓球がしたい」 

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松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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photograph byHirofumi Kamaya

posted2026/03/02 11:04

青学大在学中の“異色のカットマン”「さっさと決めたい。粘るのは好きじゃない(笑)」小林りんごが貫く自分らしさ「個性まるだしの卓球がしたい」<Number Web> photograph by Hirofumi Kamaya

青学大3年生で、Tリーグでも活躍するカットマン・小林りんごのインタビュー【第3回】

「もし私がカットマンではなかったら…」

 長年カットマンとして取り組むなかで、感じてきたデメリットも正直に明かしてくれた。

「やっぱり身長が足りない分、相当走り回らないといけないし、それで怪我が多くなったり、年齢を重ねていくごとに厳しくなってくる戦型ではあると思います。そこがちょっとデメリットかなって思う部分です」

 それでも、上回るメリットがあると考えている。

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「私的には勝ちやすい戦型だなって思うんですね。卓球は攻撃マンが大半で、その中で強い選手は一握り。そのレベルに達するのは簡単ではないです。カットマンだと力の差があっても、相性などの要素から勝てることがあります。もし私がカットマンではなかったら……Tリーグに出られるようにはなっていないんじゃないかと思うんです」

 カットマンだから輝ける。だからその道を突き詰めようと努めてきた。

「卓球においてはちょっと性格悪くというか、意地悪な感じでやった方がいいのかなって思っています。相手の手をふさいでいくのは意識しています。カット打ちが上手い選手なら攻撃をガンガン交ぜて焦らせたり、逆にカット打ちが苦手な選手ならずっと粘って、どうぞ打ってください、という形にして、相手がすることがなくなるように持っていきたいなとは思っています」

「卓球は心理戦みたいなところがあるなと思います。試合中に相手が『何かしようとしてるな』『仕掛けてきそうだな』とか、そういうのを表情で読み取りながら戦っているので」

「試合でメイクもしますし、ピアスもこだわったり」

 高校に入った頃は、卒業後も卓球を続ける未来を思い描いてはいなかった。高校でやめようと考えていた時期もある。大学に入学後もそうだ。卒業後の選択として就職することも頭にあった。

 それでも、段階ごとにきっかけがあり、描く未来は変わっていった。今は、卒業後も卓球を続けると決めている。

「Tリーグに入ったり、全日本とかでも勝てるようになったり、『自分、まだ勝てるんだ』『頑張ればまだ全然通用するんだ』って感じて、続けようと思いました。もう生活の一部というか、卓球をやめるという選択肢はないですね」

【次ページ】 「個性まるだしの卓球ができたら面白い」

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