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侍ジャパンPRESSBACK NUMBER
「大谷翔平3番打者説も浮上…」「投手としては3番大谷が一番嫌だ」元WBC投手コーチの“侍ジャパンスタメン予想”「ショート、センターが難しいね」
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遠藤修哉Naoya Endo
photograph byHideki Sugiyama
posted2026/02/27 18:05
2月26日、WBC侍ジャパンの練習に合流した大谷翔平(31歳)
「内野手登録の佐藤輝明(阪神)、岡本和真(ブルージェイズ)も外野を守れるが、やはり打撃の調子が重視されると思う。今の俺の予想はライト鈴木、レフトは近藤、もしくは吉田。センターは周東でしょう」
「ショートは源田か小園か…」
一方で内野の要とされるショートは流動的だ。東京五輪、そして前回大会にも出場し小指を骨折しながらも優勝に貢献した源田壮亮。2024年のプレミア12では二塁手としてベストナインに選ばれ、昨季はセ・リーグ首位打者と最高出塁率に輝いた小園海斗(広島)が候補だ。
「ショートはどちらになるか正直分からないなぁ。着実な守備で言えばベテランの源田。打撃重視となると小園だろう。両者とも左打者。これはもう調子と、井端弘和監督の好みとなるんじゃないかな。いずれにせよ下位打線を打つことにはなると思うけど」
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今回のメンバー構成は、過去大会に比べれば攻撃型に映る。武田氏はこう指摘する。
「過去の4大会に比べると圧倒的に打撃でメンバーを選んでいるのがわかる。俺がコーチをやって王貞治監督が率いた2006年大会からずっとそうだけど、日本は、守備重視で攻撃と言えば足でかき回すような“スモールベースボール”で勝ってきた部分がある。それが今回は一転、“超攻撃型”になっている。アメリカはもちろん、各国がメジャーリーガーを中心とした“本気の”メンバー構成をするなかで、日本も追随したイメージだ。井端監督が守備の人だから、ちょっと意外ではあるけど」
スタメン予想「3番大谷が一番嫌だ」
そんな超攻撃型メンバーのなかでスタメンを選ぶとしたらどうなるだろうか。武田氏が特にこだわるのは大谷の打順だ。
「1番・大谷翔平(ドジャース)が予想されるけど、1番打者ってWBCのときはけっこう振るわない印象がある。俺がコーチをしていた2006年のWBCは1番・イチローだったんだけど、調子が上がらなくてチームの士気にも影響した。そこでアメリカに行ってからのミーティングで、大島康徳打撃コーチが王監督に進言して3番に“上げた”経緯がある。そうしたら打線が機能したんだよね。だからチームの顔となる大谷は3番に置きたい。1、2番どちらかが塁にいての大谷は嫌ですよ。俺はピッチャー出身だから、投手からすると3番に大谷がいるのが一番嫌だ」
足の速いランナーが前にいて大谷を迎える形は、投手にとって最も嫌な構図になる。逆に1番・大谷とした場合は後ろの打者の厚みが重要になるという。

